三岳寺_(小城市)とは? わかりやすく解説

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三岳寺 (小城市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/09 09:54 UTC 版)

三岳寺
所在地 佐賀県小城市小城町池上3670番地
山号 医王山(いおうざん)
宗派 臨済宗南禅寺派
創建年 永仁年間
開基 大智和尚、三要元佶(中興)
文化財 閑室元佶肖像(県指定重文)
法人番号 7300005002161
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三岳寺(さんがくじ)は、佐賀県小城市小城町池上にある臨済宗南禅寺派寺院。山号は医王山(いおうさん)、中興は徳川家康の側近三要元佶(閑室)。

歴史

当寺は元来、天台宗の寺院で、寺号は「三津寺」と号し、永仁年間(1293-1298)に大智和尚によって開かれたと伝わる。 後世、佐賀藩鍋島直茂、初代藩主鍋島勝茂父子が、関ヶ原の戦いで西軍に与し、改易の危機に瀕していたが、小城郡晴気の出身で、徳川家康の側近として仕えていた高僧三要元佶足利学校第9代庠主、円光寺住職)の尽力で、罪を赦された。直茂・勝茂父子は、三要元佶の尽力に感謝し、慶長年間(1596-1614)に、三津寺を臨済宗に改宗させ、寺領120石を添えて寄進した。寺は、医王山三岳寺と改称し、現在に至っている。

文化財

関連項目

  • 三岳寺石井家:三要元佶の家臣谷口杢太夫の次男浄玄が石井氏を名乗り、当寺の寺家となった。子孫に石井玄菴がいる。

参考文献




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