三井家住宅 (犬山市)とは? わかりやすく解説

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三井家住宅 (犬山市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/17 08:47 UTC 版)

三井家住宅
情報
構造形式 木造瓦葺[1]
建築面積 136 m² [1]
階数 2階建[1]
竣工 1889年
所在地 484-0083
愛知県犬山市犬山東古券684
座標 北緯35度23分0.5秒 東経136度56分23.0秒 / 北緯35.383472度 東経136.939722度 / 35.383472; 136.939722 (三井家住宅)座標: 北緯35度23分0.5秒 東経136度56分23.0秒 / 北緯35.383472度 東経136.939722度 / 35.383472; 136.939722 (三井家住宅)
文化財 登録有形文化財
指定・登録等日 2004年7月23日[1]
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三井家住宅(みついけじゅうたく)は、愛知県犬山市犬山東古券684にある町屋。主屋、蔵、渡り廊が登録有形文化財[1][2][3]米清旧邸(こめせいきゅうてい)とも呼ばれる。

歴史

江戸時代末期、小川家は「米清」という屋号を掲げる米穀問屋だった[4]。屋号は「米問屋の小川清六」(小川清六は名跡)に由来している。

明治大正期の小川家は製糸業を営んでいたとされる[4]。1889年(明治22年)には主屋を建てたが、1891年(明治24年)10月28日の濃尾地震では被害を受けた[4]。1918年(大正7年)、小川藤七が蔵を建てた。

2004年(平成16年)7月23日、主屋、蔵、渡り廊が登録有形文化財に登録された[1]。なお、犬山市では同時に髙木家住宅の3件、梅田家住宅の3件、瀧野家住宅の3件、山田家住宅主屋、井上家住宅の2件も登録されている。

建築

  • 主屋
    • 木造2階建、切妻造、平入、桟瓦葺[1]。建築面積136平方メートル[1]。間口4間半、奥行7間[1]。通りに北面して建つ[1]
    • 1889年(明治22年)竣工[1]。2004年(平成16年)7月23日、登録有形文化財に登録された[1]
  • 渡り廊
    • 木造平屋建、桟瓦葺[3]。建築面積23平方メートル[3]。桁行4間5尺、梁間1間2尺[3]。主屋の南側に建つ[3]
    • 明治時代竣工[3]。2004年(平成16年)7月23日、登録有形文化財に登録された[3]

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k l 三井家住宅主屋 文化遺産オンライン
  2. ^ a b c d e f g 三井家住宅蔵 文化遺産オンライン
  3. ^ a b c d e f g 三井家住宅渡り廊 文化遺産オンライン
  4. ^ a b c 『保存情報 1 東海四県ふるさとの歴史環境を訪ねて』日本建築家協会東海支部愛知地域会保存研究会、2005年、pp.66-67

参考文献

  • 『保存情報 1 東海四県ふるさとの歴史環境を訪ねて』日本建築家協会東海支部愛知地域会保存研究会、2005年

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