万助橋とは? わかりやすく解説

萬助橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/29 01:52 UTC 版)

萬助橋(まんすけばし)は、吉祥寺通り玉川上水に架かる[1]万助橋とも表記する[1]バス停留所名では「万助橋」の表記が用いられる[2]東京都三鷹市下連雀1丁目・2丁目と東京都武蔵野市1丁目の市境にある。

概要

橋長は16.5m、幅員は16.8m。東京都が管理している。吉祥寺通りのうち東京都道114号武蔵野狛江線の区間に所在する。

橋名は下連雀の旧家である渡辺家の世襲の名に由来する[1]安政年間に下連雀村地主であった渡邉萬助(わたなべ まんすけ)が、近くの大盛寺境内の杉の木を2つに割って架けたものだという。なお、8代目の渡辺万助は第2代三鷹市長を務めた。

また明治時代に編纂された『下連雀村皇国地誌書上』には、当時の橋が長さ2間3尺、幅9尺の木橋であったとの記述がみられる。現在の大きさの橋に改架されたのは1963年3月で、その橋も老朽化のため、1994年8月に架け替えられた。

周辺

脚注

参考文献

  • 三鷹市史編纂委員会編『三鷹市史史料集 第四集』三鷹市史編纂委員会、1970年。
  • 高麗幸太郎『多摩乃道芝』二世東稻庵、1932年。

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