ワタボウシクラゲとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ワタボウシクラゲの意味・解説 

ワタボウシクラゲ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/16 04:53 UTC 版)

ワタボウシクラゲ
分類
: 動物界 Animalia
: 刺胞動物門 Cnidaria
: ヒドロ虫綱 Hydrozoa
: 花クラゲ目 Anthoathecata
: ウラシマクラゲ科 Halimedusidae
: ワタボウシクラゲ属 Tiaricodon
: ワタボウシクラゲ
T. orientalis
学名
Tiaricodon orientalis
Yamamoto & Toshino, 2021
和名
ワタボウシクラゲ(綿帽子水母)
英名
Bridal jelly

ワタボウシクラゲ(綿帽子水母、Tiaricodon orientalis[1])は、ヒドロ虫綱花クラゲ目ウラシマクラゲ科Tiaricodon属にするクラゲ。

傘の直径は1 cmほどで丸く透明、口と胃をつなぐ口柄上に発達する生殖巣に赤いバンドがある。触手は4本あり、付け根に一つずつ眼点をもつ。

江の島近海で採集した標本を基に形態観察とDNA分析を行った結果新種であることがわかり、2021年に論文が学術雑誌に掲載された。新江ノ島水族館と公益財団法人 黒潮生物研究所の共同成果であり、新江ノ島水族館での新種クラゲ発見は初。またTiaricodon属の新種発見は1902年以来119年ぶり[2][3][4]

出典

[脚注の使い方]
  1. ^ Tiaricodon orientalis Yamamoto & Toshino, 2021” (英語). www.marinespecies.org. 2022年8月8日閲覧。
  2. ^ 「えのすい」が江の島の海から新種クラゲ発見 生体展示も」『湘南経済新聞』、2021年5月31日。2021年5月31日閲覧。
  3. ^ 新江ノ島水族館初!江の島の海から新種クラゲを発見 命名「ワタボウシクラゲ」世界初展示!”. 新着生物. 新江ノ島水族館 (2021年5月31日). 2021年5月31日閲覧。
  4. ^ 2021/05/31 江の島産の新種「ワタボウシクラゲ」その1”. えのすいトリーター日誌. 新江ノ島水族館 (2021年5月31日). 2021年5月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月31日閲覧。

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  ワタボウシクラゲのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ワタボウシクラゲ」の関連用語

ワタボウシクラゲのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ワタボウシクラゲのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのワタボウシクラゲ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS