ワクチン有効性とは? わかりやすく解説

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ワクチン有効性

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/08 07:14 UTC 版)

インフルエンザワクチン

ワクチン有効性(ワクチンゆうこうせい、: vaccine efficacy)は、ワクチンを接種した人たちが、ワクチンを接種していない人たちと比較して、(最も好ましい条件下で)病気が減少した割合のことである[1]。ワクチンの有効性は、1915年にGreenwoodとYuleによってコレラワクチン腸チフスワクチンについて考案され、計算された。ワクチンの有効性は、二重盲検、無作為化、臨床対照試験を使用して「最良のシナリオ」の下で研究するのが最良の測定方法である[2]。ワクチン実効性(: vaccine effectiveness)とワクチン有効性(: vaccine efficacy)の違いは、ワクチン実効性はワクチンが常に使用されて、より多くの集団に投与された場合にどれだけ効果があるかを示すのに対し、ワクチン有効性は特定の、しばしばコントロールされた条件下でどれだけ効果があるかを示すという点にある[1]。ワクチン有効性の研究は、病気の罹患率、入院、受診、費用など、いくつかの可能性のある治療効果を測定するために使用される。

ワクチンの有効性の公式

結果データ(ワクチン有効性)は、一般的に、ワクチン未接種者(ARU)とワクチン接種者(ARV)の間で罹患率(AR)の減少割合として計算するか、またはワクチン接種群の疾患の相対的危険度(RR)から計算することができる[3][4][5]

基本的な計算式は次のように記述される[6]




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