ワイルドワン (タミヤ)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ワイルドワン (タミヤ)の意味・解説 

ワイルドワン (タミヤ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/29 15:49 UTC 版)

ワイルドワンは、田宮模型(現・タミヤ)が生産していた1/10スケールの電動ラジコンバギー。発売は1985年、当時のキット価格は13,800円。

概要

アタックバギーのコンポーネンツをベースとしながら、競技用途を意識したアップデートがなされており、シャーシを黒色、ロールケージ部分を赤色の成型色としたABS樹脂とし、ボディカウルおよびルーフパネルをポリカーボネート製に、サスペンションは前後ともフルトレーリングアーム独立懸架ながらこれに本格的なコイルオーバースプリングを持つオイルダンパーを装備(但しフロントにはホーネット、リアにはマイティフロッグ(厳密には外観が異なるが、構造はほぼ同一)に用いられていた物を流用)していた。タイヤは大径かつロープロファイルで、フロントにリブパターン、リアにはホットショットの後輪で、これを1ピース構造のホイールに組み合わせていた。駆動方式はモーターを車体最後部に配し後輪を駆動するRR方式とされた。

パイプフレーム構造のボディ、および前後トレーリングアーム独立懸架のサスペンションを持つ最後のモデルでもあった。

メカニズム

  • 全備重量: ‐(コントロール装置、バッテリーを含む)
  • シャシ:ABS樹脂製バスタブモノコック構造
  • フロントサスペンション:フルトレーリングアーム独立懸架、オイルダンパー(コイルオーバー)装備
  • リヤサスペンション:フルトレーリングアーム独立懸架、オイルダンパー(コイルオーバー)装備
  • フロントタイヤ/ホイール:中空ラバー、リブパターン/1ピース構造
  • リアタイヤ/ホイール:中空ラバー、スタッドブロックパターン/1ピース構造
  • 駆動方式:2WD、後輪駆動
  • モーター:付属マブチ製RS-540S搭載
  • ギアレシオ:‐
  • デファレンシャルギア:3ベベルタイプ
  • 搭載バッテリー(別売り):タミヤカドニカ7.2V(通称ラクダ型)、6Vも使用可、搭載方向:横置き
  • ボディ:ポリカーボネート製、ピアノ線クリップ1点/フック固定式、インナーボディ装備、トラス構造フレーム

備考

  • 2012年7月に「ワイルドワンオフローダー」として復刻が決定した[1]。ベース車のアタックバギー同様ESC専用モデルとなる。

脚注

  1. ^ 1/10 ワイルドワンオフローダー”. 株式会社タミヤ. 2016年11月1日閲覧。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ワイルドワン (タミヤ)」の関連用語

ワイルドワン (タミヤ)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ワイルドワン (タミヤ)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのワイルドワン (タミヤ) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS