レダン - メス線とは? わかりやすく解説

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レダン - メス線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/01 00:56 UTC 版)

レダン - メス線
概要
現地表記 Ligne de Réding à Metz-Ville
所在地 グランテスト地域圏
起終点 レダン駅
メス駅
運営
開業 1851年7月24日(最初開業)
1877年12月10日(最終開業)
運営者 SNCF
路線諸元
路線総延長 88 km
路線数 複線
軌間 1,435 mm (4 ft 8 12 in) 標準軌
電化 25 kV 50 Hz(交流
運行速度 150 km/h
最急勾配 5 ‰
ルート番号 140 000
路線図
メス - ルクセンブルク線(ルクセンブルク方面)
154.3 メス駅
レルーヴィル - メス線(レルーヴィル方面)
旧メス - シャトー=サラン線
Umfharung Metz
セユ川(118 m鉄道橋)
国道N431
147.9 ペルトル
140.9 クルセル(ニト)
旧マルセル - テテルシェン線
137.8 サンリ(ニト)
132.1 レミリ
フォルバック線
LGV東ヨーロッパ線の支線
ニト川
ボードルクル連結線
124.4 旧ボードルクル
LGV東ヨーロッパ線連結線
121.2 旧ルセ
117.7 旧ブリュランジュ
113.0 旧ランドロフ
109.1 モルアンジュ
105.1 旧ロダルブ=ベルメラン
旧NA-B線、旧C-S線
101.4 ベネストロフ
旧シャンピニュエル - サルアルブ線
97.5 旧ネバン
90.0 旧ルードレフェン
87.5 旧ミッテルスハイム
ザール川運河
ザール川
旧ベルテルマン - サレグミーヌ線
78.1 ベルテルマン
73.4 旧オーバースタンゼル
70.1 サルアルトロフ
LGV東ヨーロッパ線
パリ - ストラスブール線
66.9 レダン
パリ - ストラスブール線
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レダン - メス線フランス語: Ligne de Réding à Metz-Ville)は、フランスのグランテスト地域圏モゼル県のレダンと県の中心地メスを結ぶ、電化された複線の鉄道路線である。この路線ではTERロレーヌ列車が主に通行している。

歴史

1842年パリ - ストラスブール鉄道(Compagnie du chemin de fer de Paris à Strasbourg)の本線とフルアル - ザールブリュッケン国境間分岐線の鉄道建設が許可されて、分岐線も本線と同じく予定通り複線で建設された。1851年7月24日にメス - レミリ間がレミリ - サンタヴォルド間とともに開通された[1]。1853年パリ - ストラスブール鉄道会社は東部鉄道会社(Compagnie des chemins de fer de l’Est, EST)に改称された[2]

1871年普仏戦争の結果、ロレーヌ地方ドイツ帝国に併合されて、メス - レミリ間はエルザス=ロートリンゲン帝国鉄道管理局(Kaiserlische Generaldirektion der Eisenbahnen in Elsaß-Lothringen, EL)に組み入れられた。リーディング(現在レダン) - レーミリ間はアルザス=ロレーヌ地方の主要都市連結を改善する目的で建設された[3]。1872年11月1日にザールブルク(現在サールブール) - ザールゲーミュント区間はベルテルミンゲン(現在ベルテルマン)経由ですでに開通された[4]。1877年12月10日にリーディング三角線およびベルテルミンゲン - レーミリ間が開通された[5]。工事費は846万マルクであった[6]

1919年ELはアルザス=ロレーヌ鉄道機関(Administration des chemins de fer d’Alsace et de Lorraine, AL)に移管されて、1938年フランス国営鉄道が発足しALの路線網を引き受けた。

1956年に電車線が全区間にかけて設置された。

運行形態

  • TER/RE18: (ザールブリュッケン -) フォルバック - サンタヴォルフド - レミリ - メス。60分間隔。

参考文献

外部リンク

脚注

  1. ^ Föhlinger (1897) pp. 31, 32
  2. ^ Victor von Röll (1914) (ドイツ語). Enzyklopädie des Eisenbahnwesens (Eintrag zu "Französische Ostbahn"). Band 5 (2nd ed.). Berlin / Wien: Urban & Scharzenberg. p. 191. http://www.zeno.org/Roell-1912/K/roell-1912--051-0191 
  3. ^ Föhlinger (1897) p. 117
  4. ^ Föhlinger (1897) p. 115
  5. ^ Victor von Röll (1913) (ドイツ語). Enzyklopädie des Eisenbahnwesens (Eintrag zu "Elsaß-Lothringische Eisenbahnen"). Band 4 (2nd ed.). Berlin / Wien: Urban & Scharzenberg. p. 293. http://www.zeno.org/Roell-1912/K/roell-1912--041-0293 
  6. ^ Föhlinger (1897) p. 119



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