ルーク・ロングリーとは? わかりやすく解説

ルーク・ロングリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 12:29 UTC 版)

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ルーク・ロングリー
Luc Longley
2014年のロングリー
引退
ポジション センター
基本情報
愛称 Luc
生年月日 (1969-01-19) 1969年1月19日(53歳)
国籍 オーストラリア
出身地 ビクトリア州メルボルン
身長(現役時) 218cm (7 ft 2 in)
体重(現役時) 132.4kg (292 lb)
キャリア情報
出身 ニューメキシコ大学
ドラフト 1991年 7位
選手経歴
1991-1994
1994-1998
1998-2000
2000-2001
ミネソタ・ティンバーウルブズ
シカゴ・ブルズ
フェニックス・サンズ
ニューヨーク・ニックス
受賞歴
Stats  Basketball-Reference.com
Stats  NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten
代表歴
キャップ

ルーク・ロングリーLuc Longley)ことルシアン・ジェームス・ロングリーLucien James Longley1969年1月19日 - )はオーストラリアの元・プロバスケットボール選手ビクトリア州メルボルン出身。ポジションはセンター。主な活躍は、センターでNBAシカゴ・ブルズの2度目の三連覇に貢献。身長218cm、体重132kg。

経歴

大学はニューメキシコ大学1991年のNBAドラフト7位でミネソタ・ティンバーウルブズに指名される。 1993-1994シーズンにシカゴ・ブルズにトレード

1994-1995シーズンにマイケル・ジョーダンが復帰する。

翌1995-1996シーズンからスコッティ・ピッペンデニス・ロッドマンと共にシカゴ・ブルズは3連覇。ロングリーもチームの勝利に貢献する。

1998-2000年はトレードでフェニックス・サンズでプレー。

2000-2001年はトレードでニューヨーク・ニックスでプレーし引退する。

オーストラリア代表

2000年、母国オーストラリアで開催されたシドニーオリンピックオーストラリア代表として出場。4位入賞に貢献した。

プレイスタイル

ロングリーはスーパースターと言える選手ではなく、ボールハンドリングを含む技術的な部分も優れていたとは言い難いが、高い身長を生かしたディフェンス、精度の高いペリメーターシュートやベビーフックを武器にシカゴ・ブルズの優勝に貢献した。ブルズがレギュラーのウィル・パデューをトレードで出してロングリーをレギュラーに選んだのはロングリーの方がスピードがあるからとフィル・ジャクソンは述べている。事実サイズの割に俊敏でスタミナもあり、更に角度のないベースラインからのペリメーターシュートの精度の高さを活かし、ジョーダンらが相手ディフェンスを引き付けながらドライブし、ベースライン付近でフリーになったロングリーへパスを出しジャンパーを決めると会場は大いに盛り上がった。この得点パターンは当時のシカゴ・ブルズの定番の得点パターンの一つであった。ロングリーがボールを持つと、ファンが「ルーク」と声をかけて盛り上げた。知らない人が聞くと、ブーイングに聞こえたが、実はロングリーへの歓声であり、彼はシカゴのファンからとても愛される存在であった。ロドマンが欠場中にロドマンの真似をして試合終了後にユニフォームを脱いで観客席に投げたが観客がユニフォームをロングリーに投げ返した逸話もある。NBAファイナルでは、96年第4戦では19得点、97年第5戦、Flu Gameと呼ばれた試合(マイケル・ジョーダンが体調不良の状態で臨んだ試合)では12得点をあげている。サーフィンで怪我をしてシーズン中に欠場したこともあった。また、普段は温和な性格で顔つきも温厚そのものだが、試合では熱くなる事もありシカゴ・ブルズ2度目の3連覇初年度の95-96シーズンの開幕前、プレシーズンマッチのワシントン・ブレッツ戦でクリス・ウェバーと乱闘騒ぎを起こし出場停止処分を受け、開幕戦に出場する事ができなかった。

外部リンク

NBA.com-ルーク・ロングリー- (英語)





固有名詞の分類

ニューヨーク・ニックスの選手 ネイト・ロビンソン  ビル・ブラッドリー  ルーク・ロングリー  セルヒオ・ロドリゲス  ジョワン・オールドハム
シカゴ・ブルズの選手 カジー・ラッセル  デニス・ロッドマン  ルーク・ロングリー  ジョワン・オールドハム  マリック・アレン
フェニックス・サンズの選手 ディック・バン・アースデール  ミカエル・ピートラス  ルーク・ロングリー  ニコロス・ツキティシュビリ  ジャロン・コリンズ
ミネソタ・ティンバーウルブズの選手 ラシャード・マキャンツ  ウォーリー・ザービアック  ルーク・ロングリー  ニコロス・ツキティシュビリ  ジョー・スミス
オーストラリアの男子バスケットボール選手 アンドリュー・ボーガット  ブラッド・ニューレイ  ルーク・ロングリー  ブルース・パーマー  ネイサン・ジャワイ

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