リリパット・ピストルとは? わかりやすく解説

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リリパット・ピストル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/01 14:31 UTC 版)

リリパット 4.25mm、6.35mm
リリパット モデルI(.25 ACP)
種類 拳銃
原開発国 ヴァイマル共和国
開発史
製造業者 アウグスト・メンツ
派生型 2種類
諸元
弾丸 4.25mmリリパット弾、.25ACP弾
口径 4.25mm、.25インチ(6.35mm)
作動方式 ブローバック
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リリパット・ピストル: Liliput Pistol)とは、これまで作られた銃器の中でも、口径が4.25mmと最小クラスの自動式拳銃の一種である。一般的に最小の拳銃はコリブリであるとみなされている。名前の由来は『ガリバー旅行記』に描かれた小人が住むとされる架空の島「リリパット」から来ている。

リリパットはおおよそ1920年から1927年にかけ、ドイツズールにあったヴァッフェンファブリーク・アウグスト・メンツで生産されていた。メンツでは.25ACP弾を用いる類似の拳銃をモデルIとして1925年に販売した。.32ACP弾を使用する拳銃はベホーラ・ピストルとして売り出された。リリパットの全長は10.795cmであり、銃身長は4.445cmである。

この拳銃は4.25mmリリパット弾を使用するため、イギリスでは免許無しに所持できる数少ない拳銃のひとつである[1]

リリパットはアリステア・マクリーンのいくつかの小説に登場する。ただし、彼はこれを「ルガー・リリパット」と不正確に表記している。

参考文献

  1. ^ Firearms Law, Guidance to the Police. Home Office/HMSO London, 2002. Appendix 5, Antique Firearms: Obsolete Calibres

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