リカルド・カナルスとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > リカルド・カナルスの意味・解説 

リカルド・カナルス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/27 22:07 UTC 版)

リカルド・カナルス
Ricard Canals
自画像
生誕 1876年12月13日
スペイン,バルセロナ
死没 1931年2月7日
スペイン,バルセロナ
テンプレートを表示

リカルド・カナルス(Ricard Canals Llambí、1876年12月13日 - 1931年2月7日)はスペイン印象派の画家、版画家である。

略歴

バルセロナで生まれた。イシドラ・ノネイ(Isidre Nonell)、ジョアキム・ミール(Joaquim Mir)、ラモン・ピチョット(Ramón Pichot)らと "Colla del Safrà"という会を作り活動した。

1897年にノネイと共にパリにて、Chez Dosbourgの画廊に出展して、大きな成功を収めた。ノネイが帰国した後もパリに残り、画商のポール・デュラン=リュエルのために絵を描いた。この頃パリを訪れたパブロ・ピカソと親交を結び[1]、ピカソは1905年に「カナルス夫人の肖像」を描き。カナルスは「闘牛の観覧席」(Un palco en los toros)でピカソの妻と自分の妻を描いた。1907年にバルセロナに戻り、その後はバルセロナで暮らした。

フランス人の興味を引く題材であるスペインの風俗も題材とした。マラガのカルメン・ティッセン美術館(Museo Carmen Thyssen)にあるフラメンコの踊り子を描いた"Baile flamenco" (1901-1904)などがその例である[2]

フランスの印象派、特にルノワールの影響を受けた絵画を描いた。

作品

参考文献

  1. ^ Retrato de la esposa de Canals en el Museo Picasso de Barcelona.
  2. ^ Fontbona, Francesc(2014) Museo Carmen Thyssen Málaga. Colección., Málaga, p.432 ISBN 978-84-941565-0-2



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「リカルド・カナルス」の関連用語

リカルド・カナルスのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



リカルド・カナルスのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのリカルド・カナルス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS