ランスコア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/03 15:04 UTC 版)
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ランスコアとは、野球において、第3アウトが成立する前にランナーがホームインしているかが重要なタイムプレイである。
概要
タイムプレイで、もしホームインよりタッチが早ければ審判は頭上に両手で×を作り『ノーランスコア』とコールする。タッチよりホームインが早ければダイヤモンドの内側に入り、ホームベースと対正して人差し指を上にあげ、『ザッツ・ランスコア』とコールする。
実際にあった事例
2018年8月30日、阪神タイガース対東京ヤクルトスワローズ戦の5回裏、阪神は1死満塁のチャンスを迎え、打者の糸原健斗は飛距離十分のセンターフライを打ち上げ、3塁ランナーの鳥谷敬と2塁ランナーの梅野隆太郎がスタートした。鳥谷がホームを踏み、得点かと思われたがホームを踏む前に梅野がタッチアウトになり、阪神の得点は無効になった[1][2][3]。
2016年8月11日の夏の甲子園・前橋育英対嘉手納戦の5回裏、前橋育英は3対1とリードを広げ、なおも2死1塁の場面で4番の小川龍成が左中間突破の打球を放った。打った小川は3塁を狙うがタッチアウトとなり、アウトになったのが1塁走者の飯島大夢のホームインよりも早かったため、1点が幻になった[4][5][注釈 1]。
脚注
注釈
- ^ 試合後に嘉手納の大蔵宗元監督は「あれで点が入っていたら変わってた。」と話し、このプレーで流れが変わった嘉手納は7回表に8点を取って逆転勝ちした。
出典
- ^ “阪神 今季最悪の借金9 犠飛で同点のはずが併殺 金本監督「ありえんことが起こっている」”. 日刊スポーツ. (2018年8月31日) 2021年7月19日閲覧。
- ^ 1975-, 田尻, 賢誉, (2019.6). 高校野球脳を鍛える実戦プレー問題集. Takeshobo. ISBN 978-4-8019-1912-9. OCLC 1105300134
- ^ “阪神「幻の犠飛」は誰のミスだったのか 元巨人・鈴木尚広氏がプレー分析” (日本語). J-CAST ニュース (2018年9月3日). 2021年7月19日閲覧。
- ^ “夏の高校野球:前橋育英の主将・小川 悔やんだ五回の場面” (日本語). 毎日新聞. 2021年9月17日閲覧。
- ^ 1975-, 田尻, 賢誉, (2019.6). 高校野球脳を鍛える実戦プレー問題集. Takeshobo. ISBN 978-4-8019-1912-9. OCLC 1105300134
ランスコア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 07:09 UTC 版)
主に球審が宣告する。走者が本塁に到達した場合、本塁を指差し「ランスコア」と宣告する。特に第3アウト成立とどちらが先かが重要となるタイムプレイなど、得点が成立していることを明示する場合は、引き続き公式記録員に対して「1点」と人差し指を立てて行う。
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