ユリシーズトーラスとは? わかりやすく解説

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ユリシーズ・トーラス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/05 04:33 UTC 版)

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ユリシーズ・トーラス
2001マーズ・オデッセイの熱放射撮像カメラが撮影したユリシーズ・トーラス。カルデラ内側の大部分は、隣接するクレーター衝突時の地滑りによる堆積物で覆われている。
種類 火山
天体 火星
場所 タルシス地域英語版
座標 北緯2度58分 西経121度30分 / 北緯2.96度 西経121.5度 / 2.96; -121.5[1]座標: 北緯2度58分 西経121度30分 / 北緯2.96度 西経121.5度 / 2.96; -121.5[1]
直径 102.47 km[1]

ユリシーズ・トーラス (Ulysses Tholus) は、火星に存在する火山

タルシス地域英語版の、北緯2.96°、西経121.5°に位置する。直径は102.47キロメートル[1]。名前はアルベド地形の古典的な名称に由来する[1]

西方のやや南には、別の火山であるビブリス・トーラス英語版が存在する。周囲に存在する特徴的な地形としては他に、北方に存在するユリシーズ・コレスとユリシーズ地溝帯に、西方に存在するギガス地溝帯とギガス溝が挙げられる。また、東方にはパヴォニス山が、南方にはアルシア山が位置している。

この地形の名称は、2007年9月19日に変更された。以前はこの地形全体を指す名称として「ユリシーズ・パテラ」が適用されていたが、地形全体を指す名称として「ユリシーズ・トーラス」に変更された。「ユリシーズ・パテラ」は、厳密には中央のカルデラのみを指すものとして、適用対象が変更された。

火星地図

アキダリア平原アルバ・パテラアマゾニス平原アルカディア平原火星の人面岩エリシウム山エリシウム平原ゲールクレーターヘラス平原ジェゼロクレーターオリンポス山アウストラレ高原タルシス三山ユリシーズ・トーラスユートピア平原マリネリス峡谷
火星(記念碑の場所)の世界的な地形のインタラクティブな画像地図。画像の上にマウスを置くと、60を超える著名な地理的特徴の名前が表示され、クリックするとリンクする。ベースマップの色は、NASAのマーズグローバルサーベイヤーのマーズオービターレーザー高度計からのデータに基づいて、相対的な標高を示す。白色と茶色は最も標高が高い。(+12 to +8 km); ピンクと赤が続く。(+8 to +3 km)。黄色は0 km。緑と青は標高が低い(down to 8 km)。軸は緯度と経度。極域が注目される
(   名称  堆積物  ロスト )

出典

  1. ^ a b c d "Ulysses Tholus". Gazetteer of Planetary Nomenclature. USGS Astrogeology Research Program.



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