ヤマトマテリアルとは? わかりやすく解説

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ヤマトマテリアル

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/04 13:39 UTC 版)

ヤマトマテリアル株式会社
Yamato Material Co.,Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本
104-8614
東京都中央区京橋2丁目2番1号
京橋エドグラン24F
本店所在地 103-0023
東京都中央区日本橋本町2丁目2番2号
設立 1889年
業種 卸売業
法人番号 6010001059566
代表者 代表取締役会長兼社長 森川智
資本金 1億円
主要株主 ヤマト科学グループホールディングス 100%
外部リンク https://www.yamato-material.co.jp/
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ヤマトマテリアル株式会社は、東京都中央区京橋に本社を置き、容器・包装/アクア/生産システム/エレクトロニクス関連商品の各事業分野をフィールドとする専門商社。

富山県にあるヤマトマテリアルとは無関係。

事業内容

製品

  • 容器・包装関連製品(ガラス瓶、PETボトル、スパウト付パウチ、ラベル、紙箱など)
  • アクア関連製品(ウォーターサーバー、ガロンボトル、キャップ、生産システム、メンテナンスなど)
  • エレクトロニクス関連製品(プラズマ装置、ICソケット、基板、トレイなど)

沿革

  • 1889年 ‐初代森川惣助が東京日本橋馬喰町にてガラス森川惣助商店(倭屋)を創業。医療用ガラス製品や理化学機器を取扱う。[1]
  • 1948年 ‐ ヤマト硝子株式会社設立。初代代表取締役社長に二代目森川惣助。主扱品の酒類用瓶のほか、食品容器、薬品用瓶等を販売。[1]
  • 1970年 ‐ 代表取締役社長に森川巽就任[1]
  • 1978年 ‐ 本社ビル建設(東京都江東区南砂)エレクトロニクス分野への参入を開始。[1]
  • 2004年 ‐ 代表取締役社長に森川香就任[1]
  • 2005年 ‐ 本社移転(東京都江東区木場)[1]
  • 2006年 ‐ ヤマトマテリアル株式会社に社名変更[1]
  • 2017年 ‐ 本社移転(東京都中央区京橋)[1]
  • 2019年 ‐ 代表取締役会長兼社長に森川智就任[1]

創業者

初代森川惣助 (1862-)は豊岡村_(愛知県額田郡)村長・太田甚蔵の五男に生まれ[2]、1885年に日本橋本石町のガラス屋で医療器械商の知多屋・外山義達[3]の下で働き始め、1889年に独立、馬喰町で「倭屋」の屋号で森川惣助商店を開いた[4]。医理化用ガラスの卸問屋として発展し、1901年に日本橋本町に移転[4]。軍属の肥田七郎の指導で、国産のX線管の開発・製造にも関わり、1915年より販売を始めた[4]。妻は朝倉希一の姉[2]。二代目森川惣助(1902-)は初代の三男で、旧名は敬三、慶応大学経済科を卒業後、ヤマト科学器械社長などを務めた[5]。その長男に森川巽[5]。初代惣助の姪の夫に大阪商船副社長の太田丙子郎、その長男に太田邦夫がいる[2]

出典

  1. ^ a b c d e f g h i 歴史・沿革ヤマトマテリアル公式サイト
  2. ^ a b c 森川惣助『人事興信録』第8版、昭和3(1928)年
  3. ^ 外山義達『人事興信録』第8版、昭和3(1928)年
  4. ^ a b c 九州大学総合研究博物館所蔵キンシX線管 : 最初期の国産ガスX線管の開発過程松本 隆史, 岩永 省三、技術と文明21巻 (2017-2018) 1 号
  5. ^ a b 人事興信録 第15版 下、1948年、森川惣助の項

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