モール・クーロンの破壊規準
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/11 08:14 UTC 版)
「モール・クーロンの破壊規準」の記事における「モール・クーロンの破壊規準」の解説
飽和土に対し、三軸圧縮試験を実施し、モールの破壊規準と同様にモールの応力円を描くと図のように包絡線が直線となる。この直線をモール・クーロンの破壊包絡線と呼び、クーロンの破壊規準で得られた直線と同じ意味を持つ。このように、モールの応力円の包絡線から、クーロンの破壊規準と同様の直線を引いて破壊規準を定めたものを、2つの破壊規準をあわせてモール・クーロンの破壊規準と呼ぶ。 なお、この直線をせん断応力τ、垂直応力σ、内部摩擦角φ、みかけの粘着力 c を用いて次のように示すことができる。 τ = c + σ tan ϕ {\displaystyle \tau =\mathrm {c} +\sigma \tan \phi \,\!}
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