モレシー・ボート・クラブとは? わかりやすく解説

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モレシー・ボート・クラブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/02 03:39 UTC 版)

モレシー・ボート・クラブ
所在地 イングランド、サリーイースト・モレシー、グラバーン・ウェイ(非公式名にバッジ・ウォーク)
座標 北緯51度24分26秒 西経0度21分4.5秒 / 北緯51.40722度 西経0.351250度 / 51.40722; -0.351250 (Molesey Boat Club)座標: 北緯51度24分26秒 西経0度21分4.5秒 / 北緯51.40722度 西経0.351250度 / 51.40722; -0.351250 (Molesey Boat Club)
ホームウォーター テムズ川
創設 1866年
選手数 700人
加盟 ブリティッシュ・ローイング英語版
ウェブサイト www.moleseyboatclub.org
主催大会
モレシー・レガッタ英語版、モレシー・ジュニアレガッタ、モレシー・ベテランヘッド(Molesey Veterans Head)
主な勝利
ヘッド・オブ・ザ・リバー・レース英語版 (2010年初優勝)、ヘンリー・ロイヤル・レガッタ (優勝多数)
主な選手
マーチン・クロス英語版クリス・マーチン英語版イアン・マクヌフ英語版グレッグ・シャーレ英語版ジョニー・シャーレ英語版フィリップ・シモンズ英語版アンドリュー・トリッグズ-ホッジ英語版

モレシー・ボート・クラブ英語: Molesey Boat Club)は、1866年に設立されたイングランド漕艇クラブ。1990年代後半よりレアンダー・クラブ英語版に加盟している。

概略

設立1年後の1867年に創始されたモレシー・レガッタ英語版を主催し、後援している[1]

ボートクラブは、テムズ川モレシー・ロック英語版サンベリー・ロック英語版の間にあるテムズ川沿いの遊歩道にある。

コースは主間の漕艇可能距離が4.5kmで、地元のスキッフ英語版クラブや学校(ハンプトン・スクール英語版レディ・エレノア・ホールズ・スクール英語版)のクラブと共有している[2] 。毎年、英国代表チームトレーニングが行われないレガッタシーズン終了後には、メダルを受賞した選手の練習場として使用される。

戦績

ヘッド・オブ・ザ・リバー・レース英語版
  • 2014年: 1位[注 1]
  • 2013年: レースキャンセル
  • 2012年: 2位[注 2]
  • 2011年: 2位[注 3]
  • 2010年: 1位[注 4]
  • 2009年: 4位[注 5]
  • 2008年: 8位[注 6]
  • 2007年: 3位[注 7]
  • 2006年: 3位
  • 2005年: 4位
  • 2004年: レースキャンセル
  • 2003年: 2位
  • 2002年: 4位
  • 2001年: 4位
  • 2000年: 5位
1991年以降に優勝したヘンリー・ロイヤル・レガッタ
  • グランド・チャレンジ・カップ: 2009年、2013年
  • テムズ・チャレンジ・カップ: 1999年、2000年、2009年、2012年
  • スチュワーズ・チャレンジ・カップ: 1991年、2001年、2007年、2014年
  • ウィフォールド・チャレンジ・カップ: 1997年
  • ビジターズ・チャレンジ・カップ: 2012年
  • レディース・チャレンジ・プレート: 1991年、2013年
  • プリンス・オブ・ウェールズ・チャレンジ・カップ: 2004年
  • プリンス・フィリップ・チャレンジ・カップ: 2002年[注 8]
  • ブリタニア・チャレンジ・カップ: 1999年、2004年、2008年
  • シルバー・ゴブレッツ&ニックオールズ・チャレンジ・カップ: 2000年、2011年
  • ダイヤモンド・チャレンジ・スカルズ: 1997年
1991年以降に優勝したヘンリー・ウィメンズ・レガッタ英語版[注 9]

構成

会員は約700人。ジュニア、初心者、シニア、ベテランから成る4グループにより構成され、男女の英国代表選手も在籍している。運営は16人の選任された会員から成る委員会が行い、委員会は5人のクラブ役員である、キャプテン、キャプテン代行、副キャプテン、事務局長および会計担当を含む。

ジュニア部

会員数70-80名。13歳から漕艇の指導を受けられる。地元の学生会員と緊密に連携し、国内外で、J18で優勝できるレベルのチームを育成することを目的としている。

成年部

会員数約60名。スポーツを生活に取り入れたい初心者に、漕艇とスカリング英語版(小さいオールを一人2本持って漕ぐ)の機会を提供している。条件を満たせば、シニア部またはマスターズ部に編入できる。

シニア部

会員数約140名。ブリティッシュ・ローイング英語版より、上級重量選手の『高能力クラブ』と評価されており、この部における幅広い領域にわたる傑出した実績と、プロによる優れた指導で知られている。

マスターズ部

旧称ベテラン部。最大の会員数を擁するグループ。AからHクラスに分かれており、男女とも、ほぼ毎年、様々な大会に代表選手を派遣している。

関連人物

選手

  • マーチン・クロス英語版
    • 1980年オリンピックフォア(舵手なし)で銅、同(舵手つき)で金
  • イアン・マクヌフ英語版
    • 1980年オリンピック・エイト(舵手つき)で銅
  • リチャード・スタンホープ
    • 1980年オリンピック・エイト(舵手つき)で銀
  • グレッグ・シャーレ英語版
    • 1992年オリンピック・ペア(舵手つき)で金、同フォア(舵手なし)で銅
  • フィリップ・シモンズ
  • サイモン・フィールドハウス
    • 2006年世界選手権フォア(舵手つき)英国代表、2007年世界選手権同クォドルブル(舵手なし)
  • フレッド・ジル
  • ダン・オウセリー
  • ピーター・マースランド
    • 2008年・2009年ケンブリッジ大学代表
  • ベン・スミス
  • ローリー・ダグラス英語版
    • モンクトン・コーム・エイト(舵手つき)2位、2000年オリンピックエイト(舵手つき)金メダリスト

英国代表選手

  • アンドリュー・トリッグズ-ホッジ英語版
  • トム・ジェームズ英語版
  • ジョージ・ナッシュ英語版
  • トム・ソールスベリー英語版
    • 2006年・2007年世界選手権エイト(舵手つき)英国代表、2008年オリンピック・ペア(舵手なし)代表
  • トム・ランスリー英語版
    • 2009-2011年世界選手権エイト(舵手つき)英国代表、2008年・2009年ケンブリッジ大学代表
  • キャメロン・ニコル英語版
    • 2010年・2011年世界選手権エイト(舵手つき)英国代表
  • モハメッド・スビヒ英語版
    • 2010年・2011年世界選手権エイト(舵手つき)英国代表、2012年オリンピック・エイト(舵手つき)銅メダリスト
  • ジェームズ・フォード英語版
    • 2010年・2011年世界選手権エイト(舵手つき)英国代表
  • アンドリュー・ホームズ

脚注

注釈

  1. ^ 70チーム中。強風のため中止となり、非公式。
  2. ^ ゴールした404エイト中。
  3. ^ ゴールした393エイト中。
  4. ^ ゴールした388エイト中。
  5. ^ ゴールした409エイト中。
  6. ^ 国際代表メンバーは不参加。
  7. ^ 参加チーム数不明。数人のクルーが転落したためレース中止となり、非公式。
  8. ^ エリート国際男子のフォア(舵手つき)。2004年、ブリタニア・チャレンジ・カップのクラブ参加者枠を縮小し、学生を対象としたプリンス・アルバート・チャレンジ・カップが創設された。
  9. ^ 他クラブとの合同混成チーム
  10. ^ エリート(重量級)フォア(舵手なし)。
  11. ^ エリート(軽量級)フォア(舵手なし)。
  12. ^ エリート・エイト。
  13. ^ シニア・フォア(舵手つき)
  14. ^ ジュニア・クォドルプル(舵手なし)

出典

  1. ^ Baker, Rowland G M (1989年). “Molesey Boat Club page from "Thameside Molesey"”. 2015年1月1日閲覧。
  2. ^ Grid Reference Finder distance tools

外部リンク




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