モイ ローとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > モイ ローの意味・解説 

モイロー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/16 07:41 UTC 版)

モイローまたはミュロー古代ギリシア語: Μοιρώ または 古希: Μυρώ)は、ビュザンティオン市出身のヘレニズム時代の女流詩人である。彼女はアンドロマコス・ピロロゴス(Andromakhos Philologos)の妻であり、『スーダ』が述べる処では、(これは、かなり疑わしいが)悲劇詩人ビュザンティオンのホメーロス英語版の母である。モイローの活動時期は、おそらく紀元前4世紀末から前3世紀初頭であった[1]


注釈

  1. ^ 「アライ」は「アレー、ἀρή」の複数形。意味は、滅亡、滅びの元、等[3]
  2. ^ アルキノエーという名の女性は、ギリシア神話で少なくとも三人登場する。ここで言及されているアルキノエーが、どの人物かは不明。なお、アルシノエーという読み方をすると、エジプト・プトレマイオス王朝に、一般的にその名で呼ばれる女王、あるいは王女が複数いる。正確な発音はアルキノエーである。
  3. ^ (Ἐρωτικὰ Παθήματα。エローティカ・パテーマタ、愛の悲しみについて。

出典

  1. ^ a b c Gutzwiller 2016, p. 405.
  2. ^ a b Skinner 2005, p. 93.
  3. ^ Liddel et Scott: ἀρή, ἡ arē(アレー)、2020年08月09日閲覧。
  4. ^ Skinner 2005, pp. 98–9.
  5. ^ Skinner 2005, p. 95.
  6. ^ Skinner 2005, p. 92.
  7. ^ Fernandez Robbio, Matías S. (2014) «Musas y escritoras: el primer canon de la literatura femenina de la Grecia antigua (AP IX 26)». Praesentia, v. 15, 2014, pp. 1-9. ISSN (en línea): 1316-1857. (online)
  8. ^ Plant 2004, p. 61.


「モイロー」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  モイ ローのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「モイ ロー」の関連用語

モイ ローのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



モイ ローのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのモイロー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS