ムカデ咬傷 (Centipede bite)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/08 04:20 UTC 版)
「虫刺症」の記事における「ムカデ咬傷 (Centipede bite)」の解説
ムカデ毒も蜂毒(Bee venom、アピトキシン、Apitoxin)と同じようにアレルギー反応を起こすことがあり、対処法も蜂と同じである。就眠中に咬まれることが多く、咬まれた直後に激しい痛みに襲われ、局所が腫れて痛む。ホッチキスの針で穴を空けたような傷が残るのが特徴的。同じくステロイド外用、内服、注射が奏功する。傷部が感染することがあり、抗菌薬の内服も行う。 ムカデによる虫咬傷では、温熱によりムカデ毒が変性・失活し、症状が軽快する。 ムカデ毒を失活させた後、氷で冷やすと血液循環が低下し、炎症が鎮静して、痛みが軽減する。
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