ミロスラフ・クルティシェフとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ミロスラフ・クルティシェフの意味・解説 

ミロスラフ・クルティシェフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/31 09:37 UTC 版)

ミロスラフ・ヴィナエヴィチ・クルティシェフ
ミロスラフ・クルティシェフ
基本情報
生誕 (1985-08-21) 1985年8月21日(38歳)
出身地 ロシアサンクトペテルブルク
学歴 サンクトペテルブルク音楽院
ジャンル クラシック音楽
職業 ピアニスト
担当楽器 ピアノ

ミロスラフ・クルティシェフロシア語: Мирослав Винаевич Култышевロシア語ラテン翻字: Miroslav Kultyshev1985年8月21日 サンクトペテルブルク - )は、ロシアピアニスト

略歴

6歳で演奏会を開き、10歳でサンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団モーツァルトピアノ協奏曲Kv.466テミルカーノフ指揮で共演した。サンクトペテルブルク音楽院で学び、2004年に卒業した。

少年時代から特に目立った国際コンクール歴がなく、2007年チャイコフスキー国際コンクールに出場時は、経歴欄に「音楽祭出場」と書くだけでメジャーな国際コンクール上位入賞歴がない異例のキャリアであったが、第2次予選でリストの『超絶技巧練習曲』3曲で成功し[注釈 1]注目を集め、第2位(最高位)に入賞する。

その3年後の2010年にショパン国際ピアノコンクールに出場し、第1次予選はYesを審査員全員(12人)から獲得する。第2次、3次と勝ち進み、入賞には至らなかったがファイナリストとなった[1]

モンテカルロ音楽達人杯ピアノ部門2012優勝[2]。2013年7月8日、日本人女性ヴァイオリニストの神尾真由子と結婚。しばしばデュオ[3][4]で演奏会を行っている。現在、ロシア[5]と日本[6]を往復する生活を送っている。

脚注

注釈

  1. ^ 近年のチャイコフスキー国際コンクールの第二次予選は大方自由曲になっており、第一次と異なった練習曲であれば、誰の練習曲でも抜粋で演奏して良いことになっている。

出典

  1. ^ 16th International Fryderyk Chopin Piano Competition”. culture.pl. 2024年5月16日閲覧。
  2. ^ piano”. www.worldmonacomusic.com. 2011年11月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月16日閲覧。
  3. ^ 神尾 真由子”. www.muse-tokorozawa.or.jp. www.muse-tokorozawa.or.jp. 2023年6月19日閲覧。
  4. ^ 神尾真由子&ミロスラフ・クルティシェフ デュオ・リサイタル〈結婚10周年〉”. www.kajimotomusic.com. KAJIMOTO. 2023年12月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月31日閲覧。
  5. ^ Miroslav Kultyshev (piano) 2023-09-27 Soloists of St.Petersburg Music House”. www.youtube.com. Youtube. 2024年5月31日閲覧。
  6. ^ 神尾真由子(ヴァイオリン)&ミロスラフ・クルティシェフ(ピアノ) デュオ・リサイタル”. concert-search.ebravo.jp. ぶらあぼ. 2024年5月31日閲覧。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ミロスラフ・クルティシェフ」の関連用語

ミロスラフ・クルティシェフのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ミロスラフ・クルティシェフのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのミロスラフ・クルティシェフ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS