マリー=アメリー・コニエとは? わかりやすく解説

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マリー=アメリー・コニエ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/07 09:15 UTC 版)

マリー=アメリー・コニエ
Marie-Amélie Cogniet
レオン・コニエによる肖像画 (1817/1818)
生誕 (1775-03-09) 1775年3月9日
フランス、パリ
死没 1821年5月26日(1821-05-26)(46歳没)
フランス、パリ
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マリー=アメリー・コニエ(Marie-Amélie Cogniet、1798年4月5日 - 1869年4月29日)は、フランスの画家である。ロマン主義の画家レオン・コニエの妹で、展覧会に出展するほか、多くの画家を育てたレオン・コニエの工房で、女性画家を教えた。

略歴

パリで生まれた。画家で美術教師としても実績のあった兄のレオン・コニエ(1794-1880) から絵を学び、助手を務めた。パリのマレ=サン=マルタン通り(rue des Marais-Saint-Martin)のレオン・コニエのアトリエの様子を1831年に描いた作品は現在オルレアン美術館に収蔵されている。1840年から1860年の間は、人気のあった「pour dames(女性向け)」の絵画教室を兄の代理で監督した[1][2]。この仕事を1865年に兄と結婚したカテリーヌ=カロリーヌ(Catherine-Caroline Cogniet: 1813-1892)が引き継ぐまで続けた。

マリー=アメリー・コニエは1831年から1843年の間、パリのサロンに作品を出展し1833年に2等のメダルを受賞した。

兄が描いたフランス王族ルイーズ・マリー・アデライード・ドルレアンの肖像画を模写した作品はシャンティイ城に置かれ、1905年にイギリスで出版されたウォルター・ショー・スパローの「Women Painters of the World」に収録された。

パリで亡くなった[3]

作品

脚注

  1. ^ in Charles Gabet, article "Léon Cogniet", Dictionnaire des artistes de l’école française, au XIXe siècle, Paris, 1831, p. 154.
  2. ^ Voir la fiche Marie-Amélie Cogniet, dans The National Museum of Woman in the Arts.
  3. ^ Archives de Paris ,Acte de décès no 1821 dressé au 10e arrondissement le 29 avril 1869, vue 14 / 31

参考文献

  • Michaël Vottero, « Autour de Léon Cogniet et Charles Chaplin : la formation des femmes peintres de genre sous le Second Empire », Histoire de l'art, vol. 63, no 1 « Femmes à l’œuvre », 2008, p. 57–66 (doi:10.3406/hista.2008.3243)
  • Michaël Vottero, « Le cri de conscience : Léon Cogniet et ses ateliers », Territoires contemporains, nouvelle no 4 « Image de l'artiste », 2012



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