マリアンヌ・ロワールとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > マリアンヌ・ロワールの意味・解説 

マリアンヌ・ロワール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/11 22:56 UTC 版)

マリアンヌ・ロワール
Marianne Loir
マリアンヌ・ロワール作「画家の家族」
生誕 1705年
フランス、パリ
死没 1783年
フランス、パリ
テンプレートを表示

マリアンヌ・ロワール(Marianne Loir、1705年 - 1783年)はフランスの肖像画家である。

略歴

パリの金細工師の娘に生まれた。兄に画家、彫刻家となったアレクシス・ロワール3世(Alexis III Loir:1712-1785)がいて、ロワールの一族からはこの後、何人かの芸術家が生まれることになる。少女時代から、画家のジャン=フランソワ・ド・トロワの工房で修行し、ド・トロワが1738年に在ローマ・フランス・アカデミーの校長に任じられると、ド・トロワと共にローマに移り、1746年までローマに滞在した。パリに戻り、9年間パリで活動した後、1755年にプロヴァンス地方や、トゥールーズポーで活動し、マルセイユの美術アカデミーの会員になった。

「マダム・ジョフランの肖像」
(c.1760) 国立女性美術館蔵

1763年にパリに戻り、その年の9月、Antoine Duplasという女性の肖像画を残している。1765年に再びプロバンスに移り1769年に亡くなったとされる。

署名のある作品で残されているものは10点で、1745年から1765年の間に描かれた。作品はワシントンの国立女性美術館ボルドー美術館などに、収蔵されている。

作品

参考文献

  • Christine Kaiser, Xavier Salmon, Laurent Hugues, "L'Enfant chéri au siècle des Lumières", Ediz. L'Inventaire, 2003 - ISBN 2-910490-41-6.
  • Dizionario Bénézit
  • Grande Dizionario Universale Larousse, 1982.
  • Xavier Salmon, "Pierre Gobert et Marianne Loir", in: "Dossier de l'Art", nº62, 1999.
  • C. Constans, " Marianne Loir", in: "Petit Larousse de la peinture". Parigi, 1979.
  • Catherine Voiriot, « Marie-Anne Loir : une femme portraitiste sous le règne de Louis XV », Revue de l'art, no 205, septembre 2019, p. 39-50



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「マリアンヌ・ロワール」の関連用語

マリアンヌ・ロワールのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



マリアンヌ・ロワールのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのマリアンヌ・ロワール (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS