ベレッタM950とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 武器・装備 > 武器 > 自動式拳銃 > ベレッタM950の意味・解説 

ベレッタM950

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/07 00:49 UTC 版)

ベレッタM950
ベレッタ 950 ジェットファイア
ベレッタM950
種類 拳銃
製造国 イタリア
設計・製造 ピエトロ・ベレッタ
仕様
口径 .25口径(6.35mm)
銃身長 60mm
使用弾薬 .25ACP弾
装弾数 8+1発
作動方式 シンプルブローバックシングルアクション
全長 120mm
重量 280g
銃口初速 239m/s
歴史 
製造期間 1952年~2003年
テンプレートを表示

ベレッタM950 (Beretta M950) は、イタリア銃器メーカーであるピエトロ・ベレッタ社が開発した小型の自動拳銃である。

ポケットにすっぽり入る大きさで、主に護身用に使われた。

口径は6.35mm×16(.25ACP弾)、装弾数はシングルカラムマガジンによる8+1発である。また、.22ショート弾英語版を使用するモデルもあり、こちらの装弾数は6+1発である。

特徴

950Bにマニュアルセーフティを追加した「950BS」のステンレスモデル。スライドを取り外す際にはここまで銃身を起こす。

フレームにはアルミ合金が使われており、軽量化が図られている。

チップアップという特殊な形式を採用しており、トリガー脇のレバーを回転させると、銃口付近を軸に銃身が跳ね上がる。本銃はエキストラクターやスライドストップを持たないが、チップアップによってチャンバーを露出させ、手で弾薬を出し入れできる仕組みとなっている。またリコイルスプリングは小型化のために、一般的なコイルばねではなくグリップに内蔵されたねじりコイルばねを使用している。このリコイルスプリングは元々2本で、1本にまとめたマイナーチェンジ機種の「950B」が存在する。トリガーガードは板ばねを成形した単純な形状で、この板ばねの力でチップアップの際に銃身を跳ね上げる。

なお、ベレッタ社は他に小型拳銃として、21ボブキャットや3032トムキャット等のモデルを発売している。本銃がシングルアクションなのに対して、両モデルともシングル/ダブルアクションである。

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ベレッタM950」の関連用語

ベレッタM950のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ベレッタM950のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのベレッタM950 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS