ベニバナセンブリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/24 20:32 UTC 版)
ベニバナセンブリまたはセンタウリウムソウ[4]、センタウリー[5](学名: Centaurium erythraea)は、リンドウ科ケンタウリウム属の草本である。元々ユーラシアと北アフリカにおいて広く自生していたが、他の地域にも帰化している(参照: #分布)。特徴の一つは茎基部のロゼット状に広がる葉である(参照: #特徴)。ヨーロッパでは全草を苦味健胃薬として利用する[4](参照: #薬用)。
注釈
- ^ 植物の学名ではトートニム(属名=種小名となること)が認められていないため、Centaurium 属に移動された時点で最初の種小名 centaurium を使うことができなくなる[6]。このためリンネが最初に与えた種小名が変更されている。
- ^ エリスロセンタウリンやゲンチアニンは同じリンドウ科のセンブリ(Swertia japonica)に含まれる苦味配糖体スウェルチアマリン(swertiamarin)を酵素加水分解することによって得られる[12]。
出典
- ^ a b Lansdown (2013).
- ^ a b c d e f Hassler (2019).
- ^ a b c d e f The Plant List (2013).
- ^ a b c d e f g 岡田 (2002).
- ^ a b c d シェヴァリエ (2000).
- ^ 国際藻類・菌類・植物命名規約 深圳規約第23.4節
- ^ a b c d e 佐野・塚本 (1988).
- ^ 米倉・梶田 (2003-).
- ^ a b c d e f g h i j k l 邑田 (2003).
- ^ a b c 林・古里 (1986).
- ^ a b ブリッケル (2003).
- ^ 藤井幹雄 ほか「スウェルチアマリンの酵素加水分解によるゲンチアニンオキシドの選択的合成」
- ^ “Herbal medicine: summary for the public Centaury Centaurium erythraea Rafn. s.l., herba”. European Medicines Agency (2016年2月2日). 2019年3月28日閲覧。
- ^ Tobyn, Denham & Whitelegg (2011:137).
- ^ a b Τεσσερομμάτη (2016:272).
- ^ Łuczaj (2008:65).
- ^ Jankevičienė (1980:60).
- 1 ベニバナセンブリとは
- 2 ベニバナセンブリの概要
- 3 特徴
- 4 利用
- 5 脚注
- 6 関連項目
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