フォンノイマンのモデル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/05 05:33 UTC 版)
「後続順序数」の記事における「フォンノイマンのモデル」の解説
「フォンノイマン基数割り当て(英語版)」も参照 集合論における標準的なモデルとしてフォンノイマンの順序数モデルは、順序数 α の後者 S(α) を等式 S ( α ) = α ∪ { α } {\displaystyle S(\alpha )=\alpha \cup \{\alpha \}} によって与える。 順序数の順序付けにおいて α < β となるための必要十分条件は、α ∈ β となることであったから、ここから直ちに二つの順序数 α, S(α) の間にはほかの順序数はなく、かつ明らかに α < S(α) が成り立つ。すなわち、この S(α) は α の後者としての条件を満足していることが確かめられる。
※この「フォンノイマンのモデル」の解説は、「後続順序数」の解説の一部です。
「フォンノイマンのモデル」を含む「後続順序数」の記事については、「後続順序数」の概要を参照ください。
- フォンノイマンのモデルのページへのリンク