フィリップ (神聖ローマ皇帝)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/24 03:55 UTC 版)
フィリップ・フォン・シュヴァーベン(Philipp von Schwaben, 1177年 - 1208年6月21日)は、ホーエンシュタウフェン朝第5代ローマ王(ドイツ王、在位:1198年 - 1208年)[注釈 1]。ヴェルフ家の対立王オットー4世を下して事実上の皇帝(神聖ローマ皇帝)となったが[注釈 2]、正式な戴冠を果たす前に暗殺された。皇帝フリードリヒ1世と2番目の妃ベアトリクスの末子。兄のハインリヒ6世皇帝が崩御し、後継者として共同王となっていた甥のフリードリヒ2世を一旦後見したが、ヴェルフ家との対抗上自らローマ王となった。志半ばの死で帝位はオットー4世に奪われ、ホーエンシュタウフェン朝は一時途絶える。
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