イヴァン・フィッシャーとは? わかりやすく解説

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イヴァン・フィッシャー

(フィッシェル・イヴァーン から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/09 01:38 UTC 版)

イヴァン・フィッシャー
イヴァン・フィッシャー
基本情報
原語名 Iván Fischer
生誕 (1951-01-20) 1951年1月20日(74歳)
出身地  ハンガリーブダペスト
学歴 ウィーン音楽院
ジャンル クラシック音楽
職業 指揮者
著名な家族 兄・アダム・フィッシャー

イヴァン・フィッシャー(Iván Fischer, 1951年1月20日 - )は、ブダペスト生まれのハンガリー指揮者。兄のアダム・フィッシャーも指揮者として活動している。

ハンガリー名はフィッシェル・イヴァーン(Fischer Iván)というが、ドイツ語風に姓名を転倒した名前で広く知られている。

人物・来歴

ウィーン音楽院ハンス・スワロフスキーに師事し、ウィーン交響楽団などへの客演で正統な音楽を作っている。ユダヤ系ハンガリー人で、父シャーンドル、兄アダム、従兄弟ジェルジも指揮者という音楽家の家族である。

ブダペスト祝祭管弦楽団を1983年に創設し、現在に至るまで音楽監督を務めている。

その他、2008年から2010年までワシントン・ナショナル交響楽団の首席指揮者、2012年より2018年までベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団の首席指揮者を務めた。また、2021年よりロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の名誉客演指揮者(honorair gastdirigent)。

客演指揮者としても一流のオーケストラと共演を重ね続けており、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、バイエルン放送交響楽団などに定期的に招待されている。

これまでにフランス芸術文化勲章シュヴァリエを叙勲、2006年にはハンガリーで最も名誉あるコシュート賞を受賞した。同氏はブダペストの名誉市民でありハンガリー文化大使でもある。

また、ロンドンのロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージックの名誉会員。

外部リンク

ブラームスの『ハンガリー舞曲』第17番演奏を指揮するフィッシャー
先代
クリストファー・シーマン
ノーザン・シンフォニア
音楽監督
1979 - 1982
次代
リチャード・ヒコックス
先代
ブダペスト祝祭管弦楽団
創設者・音楽監督
1983 -
次代
-
先代
ロジャー・ノリントン
ケント・オペラ
音楽監督
1984 - 1989
次代
(閉鎖)
先代
レナード・スラットキン
ナショナル交響楽団
首席指揮者
2008 - 2010
次代
クリストフ・エッシェンバッハ
先代
ローター・ツァグロセク
ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団
首席指揮者
2012 - 2018
次代
クリストフ・エッシェンバッハ




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