ファルネシルジホスファターゼとは? わかりやすく解説

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ファルネシルジホスファターゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/02/23 00:12 UTC 版)

ファルネシルジホスファターゼ
識別子
EC番号 3.1.7.6
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB構造 RCSB PDB PDBe PDBj PDBsum

ファルネシルジホスファターゼ(Farnesyl diphosphatase、EC 3.1.7.6)は、以下の化学反応触媒する酵素である。

(2E,6E)-ファルネシル二リン酸 + 水(2E,6E)-ファルネソール + 二リン酸

従って、この酵素の基質は(2E,6E)-ファルネシル二リン酸の2つ、生成物は(2E,6E)-ファルネソール二リン酸の2つである。

この酵素は加水分解酵素、特に二リン酸モノエステル加水分解酵素に分類される。系統名は、(2E,6E)-ファルネシル二リン酸 ジホスホヒドロラーゼ((2E,6E)-farnesyl-diphosphate diphosphohydrolase)である[1][2]。他に、FPP phosphataseとも呼ばれる。この酵素は、非環式セスキテルペンの生合成に関与している。

出典

  1. ^ Song, L. (2006). "A soluble form of phosphatase in Saccharomyces cerevisiae capable of converting farnesyl diphosphate into E,E-farnesol". Appl. Biochem. Biotechnol. 128: 149–158. doi:10.1385/abab:128:2:149. PMID 16484724. 
  2. ^ Tsai, S.-C. and Gaylor, J.L. (1966). "Testicular sterols. V. Preparation and partial purification of a microsomal prenol pyrophosphate pyrophosphohydrolase". J. Biol. Chem. 241: 4043–4050. PMID 4288361. 

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