ピンクパンサー (バラ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/19 01:09 UTC 版)

ピンクパンサー(Pink Panther)は、バラの園芸品種の1つ。1981年にフランスで、メイアンによって作出された[1]。鮮やかなピンクの花が特徴。
概要
ハイブリッド・ティー(HT)に分類される繰り返し咲きのバラ[1]。10~13cmほどの中輪~大輪のサーモンピンク色の花を咲かせる。半剣弁高芯咲き[1]で花弁の数は約30枚。香りの強さは微香[1]。一般のバラは黒点病とうどん粉病に罹りやすいため、育てにくい。しかしピンクパンサーはこれらの病気に対してほぼ完全な抵抗力を持つ数少ない品種であり、強健かつ生育旺盛である。日陰にも強く、花持ちもよい。1981年にハーグ国際コンクールで金賞を受賞したほか、5つのコンクールで銀賞を受賞した。
脚注
出典
外部リンク
- 病気に強い強健品種「ピンクパンサー」 - 京成バラ園芸
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