ビートロックとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ビートロックの意味・解説 

ビートロック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 21:10 UTC 版)

ビートロック(beat rock)はロック(音楽)に於ける、日本独特のジャンルである。 かなり固いセッティングのスネアドラムの音を強調したスタイルで、ギターはカッティングを多用したスタイルを用い、ボーカルパートはキャッチーなメロディーラインが特徴である。 また、類義語に「ビートパンク」があるが、音楽ライターの中込智子は「日本におけるビートロックは(福岡出身の)THE MODSARBらに代表される"めんたいビート"を始祖とし、そこからBOØWYUP-BEAT、初期のBUCK-TICKらに受け継がれた。BOØWYがこのスタイルを確立し、80年代前半から90年代前半までのバンドブーム期にこのジャンルを踏襲するバンドが多く出現した。一方、1980年代の日本のパンク/ハードコアシーンの中でポップ性を打ち出したLAUGHIN' NOSEや、当時の英国におけるポップ・パンクブームに影響を受けたTHE BLUE HEARTSKENZI & THE TRIPS等、これら次世代パンク・バンドの総称として用いられたのが、ビートパンクだった」と記している[1]


  1. ^ 『別冊宝島 音楽誌が書かないJポップ批評56』JUN SKY WALKER(S)と青春ロック80'Sの大逆襲


「ビートロック」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ビートロック」の関連用語

ビートロックのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ビートロックのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのビートロック (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS