ビジュアル‐ジョッキーとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > ビジュアル‐ジョッキーの意味・解説 

ビジュアル‐ジョッキー【visual jockey】

読み方:びじゅあるじょっきー

クラブなどで、音楽合わせて制作した組み合わせたりした映像を流す人。VJ


ビデオジョッキー

(ビジュアル‐ジョッキー から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/12 06:23 UTC 版)

ビデオジョッキー(video jockey)とは、映像を素材としてディスクジョッキー(DJ)と同様の行為を行う者を指す。略称は「VJ」。DJと同じく、2通りの意味がある(後述)。

VJ(司会者)

音楽番組などで司会進行を務める職業。音声だけのラジオ番組の司会役をディスクジョッキーと呼ぶのに対して、音声と映像の番組の司会役という意味がある。MTV内で発生し、主にMTVやスペースシャワーTVといった音楽専門チャンネルで使われる。

VJ(表現者、操演者)

PureDataによるVJ 場所はジュネーヴのZooにて

DJが複数の楽曲を組み合わせて音楽を作るように、クラブ(ディスコ)、コンサート会場で音楽に合わせてビデオ映像等を流したり、ライブで映像を組み合わせたり、リアルタイムで製作したり、あらかじめ作っておいた映像を流したり、その手法は様々。

日本のVJ(表現)の歴史

80年代後半・VJの黎明期

日本においては宇川直宏や、田中秀幸ピエール瀧が率いるプリンストンガ、松木靖明、当時日本に移住していたイギリス人ユニットのハイパーデリックビデオなどがいた。 これらアーティストが同時多発的にCLUBの壁面をビデオ映像で彩っていった。まだVJというカテゴリは存在していなかった。

1990年代半ば〜VJソフトの登場

この頃、DirectorFlashなどのソフトウェアをベースにVJソフトを制作するVJが登場した。

新たなソフトウェアの台頭

2000年代前半からプロジェクターによる空間構成やメディア・アートを取り入れたVJなど、そのプレイスタイルが多様に細分化を始める。 主なVJソフトウェアにはModul8, Resolume, VDMX5, CoGeなどがある。

他にも、Jitter(Maxの映像モジュール)、openFrameworks, Cinder, ProcessingやMac OS Xに標準で添付されている開発ツールQuartz Composerなどのプログラミングソフトを使用し、さらなるリアルタイム性を追求するVJも行われている。

また、これらのソフトはSyphonによってリアルタイムにアルファチャンネル付き映像フレームを交換出来るため、一つPC上で複数のソフトを連携して使用することもある。

VJのモバイル化

スマートフォンの性能が向上し、2010年代前後にはスマートフォンまたはiPad等のタブレット端末とプロジェクターがあればVJが可能である。

メンバーにVJのいる音楽ユニット

関連項目

外部リンク



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ビジュアル‐ジョッキー」の関連用語

1
ブイ‐ジェー デジタル大辞泉
100% |||||

2
ビデオ‐ジョッキー デジタル大辞泉
58% |||||


4
16% |||||

5
8% |||||


7
4% |||||



ビジュアル‐ジョッキーのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ビジュアル‐ジョッキーのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのビデオジョッキー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS