ヒメカノコアサリとは? わかりやすく解説

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ヒメカノコアサリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/21 00:33 UTC 版)

ヒメカノコアサリ 
ヒメカノコアサリ
 
分類
: 動物界 Animalia
: 軟体動物門 Mollusca 
: 二枚貝綱 Bivalvia
: マルスダレガイ目 Veneroida 
: マルスダレガイ科 Veneridae 
: ナミアラカンカノコアサリ属 Timoclea 
学名
Timoclea micra (Pilsbry1904)[1] 
和名
ヒメカノコアサリ(姫鹿の子浅利)[2] 
英名
unknown 

ヒメカノコアサリは、マルスダレガイ科に属する二枚貝である。殻長10mm以下の小さい貝。殻頂が前寄りで後ろ側がやや長く前後非対称的。殻表の強い放射肋はやや弱めの輪肋と交差して網目状になる。殻は薄く、内面にも放射肋が現れる。閉殻筋痕や套線は不明瞭で、舌形の小さい湾入が微かに認められる。殻頂と後端部と内面は紫褐色または橙褐色を帯びる。太平洋岸よりも日本海沿岸でよく見つかる[2][3]。類似のTimoclea属の小型の貝はインド-西太平洋で見られるが、本種よりも殻が厚めで白色のものが多い [4][5]

 

出典

  1. ^ Timoclea micra”. WoRMS. 2020年9月21日閲覧。
  2. ^ a b ヒメカノコアサリ Veremolpa micra”. 群馬県立自然史博物館. 2020年9月21日閲覧。[リンク切れ]
  3. ^ Timoclea micra”. GBIF. 2020年9月21日閲覧。
  4. ^ 海星小簾蛤 Veremolpa scabra”. 台灣中央研究院生物多様性研究中心. 2020年9月21日閲覧。
  5. ^ 中国北部湾潮間帯現生貝類図鑑 403 粗帝汶蛤. 科学出版社. (2016) 

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