パンアメリカン航空との合併
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/05 05:18 UTC 版)
「ナショナル航空」の記事における「パンアメリカン航空との合併」の解説
1978年から始まった航空業界の規制緩和(ディレギュレーション)を受けて、ナショナル航空はフランクフルトやアムステルダムへも路線を開設。さらに買収によって規模を拡大しようと図った。しかし買収は上手くいかず、逆にノースウエスト航空やフランク・ロレンツォ率いるテキサス・エアなどがナショナル航空買収に向けて動き出したが、最終的には国際線大手のパンアメリカン航空(既にナショナル航空の株式の25%を所有する大株主だった)に買収された。国際線では世界中に路線を広げていたパンアメリカン航空だったが国内線の路線網はほとんど無く、ナショナル航空買収で一気に国内線でも規模を広げようとしたのであった。こうして、1980年10月26日にナショナル航空はパンアメリカン航空に吸収され、姿を消した。
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