パラモルフィンとは? わかりやすく解説

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テバイン

分子式C19H21NO3
その他の名称テバイン、パラモルフィン、Thebaine、Paramorphine、6,7,8,14-Tetradehydro-4,5α-epoxy-3,6-dimethoxy-17-methylmorphinan、(4aR,8R,9cS)-3,5-Dimethoxy-12-methyl-4a,8,9,9c-tetrahydro-8,9c-(iminoethano)phenanthro[4,5-bcd]furan、(4aR,8R,9cS)-3,5-ジメトキシ-12-メチル-8,9-ジヒドロ-4aH-8,9c-イミノエタノフェナントロ[4,5-bcd]フラン
体系名:6,7,8,14-テトラデヒドロ-4,5α-エポキシ-3,6-ジメトキシ-17-メチルモルフィナン、(4aR,8R,9cS)-3,5-ジメトキシ-12-メチル-4a,8,9,9c-テトラヒドロ-8,9c-(イミノエタノ)フェナントロ[4,5-bcd]フラン


テバイン

(パラモルフィン から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/06 09:35 UTC 版)

テバイン (thebaine)、別名パラモルフィン (paramorphine) はオピオイドアルカロイドの一種で、アヘンの少量成分である。化学的にモルフィンコデインと類似した構造を持つ。抑制作用よりも興奮作用のほうが強く、多量に摂取するとストリキニーネと同様の痙攣作用をもたらす[1]。テバインがそのまま治療用に使われることはないが、工業的には医薬品原料として利用され、オキシコドン、オキシモルフォン、ナルブフィン、ナロキソン、ナルトレキソン、ブプレノルフィンエトルフィンなどが製造される。


  1. ^ Aceto, M. D.; Harris, L. S.; Abood, M. E.; Rice, K. C. (1999). "Stereoselective mu- and delta-opioid receptor-related antinociception and binding with (+)-thebaine." European Journal of Pharmacology 365(2-3): 143–147. PMID 9988096.


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