ヌルスルタン

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ヌルスルタン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/12/05 07:06 UTC 版)

ヌルスルタン（カザフ語: Нұрсұлтан、ロシア語: Нурсултан、英: Nūrsūltan [no̙ɾso̙ɫtɑn]）は、カザフスタンやキルギスにおける男性名。アラビア語で「光」を表す「ヌール」と、君主号である「スルターン」に由来する。

カザフスタンの首都アスタナは2019年から2022年までヌルスルタンと呼ばれた。旧称の由来は初代大統領ナザルバイエフである。

人名

生まれ年の順。

• ヌルスルタン・オラズル・オンガルバエフ - カザフスタンのソビエト時代の共産党幹部 1887年–1927年
• ヌルスルタン・アリムクーロフ - カザフスタンのアクン (吟遊詩人) 1928年–1982年
• ヌルスルタン・ナザルバエフ （1940年生まれ） - カザフスタン共和国の初代大統領（任期1990年–2019年）。
• ヌルスルタン・ベルギバエフ -アイスホッケー選手（カザフスタン）。フォワード。1991年–
• ヌルスルタン・ラハトフ - 重量挙げ選手（カザフスタン）。1992年–
• ヌルスルタン・ママエフ - テコンドー選手（カザフスタン）。1993年–
• ヌルスルタン・ビムルザ - バレーボール選手（カザフスタン）。セッター。1994年–

地名

• アスタナ - カザフスタンの首都。2019年にナザルバエフにちなんで「ヌルスルタン」に改称したのち、2022年にアスタナに戻された。
• ヌルスルタン・ナザルバエフ大通り - アルマトイの大通り。旧称はフルマノフ大通り。
• ヌルスルタン峰 - イリ・アラタウ山脈の峰。

その他

• ヌル・スルタン - カザン汗国およびクリミア汗国のハンの妻。
• ヌルスルタン・ナザルバエフ国際空港 - 国内第2の空港
• ヌルスルタン油田 - カスピ海にあるカザフスタンの海底油田。

関連項目

• スルタン (曖昧さ回避)