ニューセンチュリーレコード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/06 12:24 UTC 版)
種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
![]() 〒890-0062 鹿児島県鹿児島市与次郎2-6-6 アプローズ県庁前 1412号室 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 6013201000142 |
代表者 | 早川寛 |
外部リンク |
newcenturyrecord |
ニューセンチュリーレコード株式会社(New Century Records)は、日本の鹿児島県鹿児島市に本社を置き、インディーズレコードレーベル「ニューセンチュリーレコード」を運営する企業。
かつて存在した同じ「センチュリー」の名を持つレコード会社「センチュリーレコード」は、保有していた音源原盤等をニューセンチュリーレコードが譲受したとされている以外、会社としては無関係である[1]。
概要
在籍する歌手には「専属歌手」「所属歌手」「養成歌手」の区分を設け、各区分に応じた支援や教育を行っている[2]。
ホームページには「メジャー盤」等の記述が多く見受けられるが[3]、メジャーレコード会社の要件である日本レコード協会の正会員社ではなく[4]、インディーズレコードレーベルに該当する。流通は卸問屋経由で行っている[注釈 2]。
新譜制作のほか、八代亜紀・内山田洋&クールファイブ・泉ちどり・井沢八郎・叶和貴子・本郷直樹・松鶴家千とせ・野路由紀子などの「音源原盤」を保有するとしており[2]、これらの音源を用いたCDの制作も行っている。これら音源原盤は、現ニューセンチュリーレコード代表者が、かつて存在したレコード会社「センチュリーレコード」から会社の財物とともに譲受したものとされる[6]。
法人としてのニューセンチュリーレコードは、1991年に芸能事務所「青山音楽産業」として設立。1999年に「青山エンターテイメント」に商号変更[7]。現代表者は経営不振に陥っていたセンチュリーレコードに金銭を貸し付けており、その担保として[1]1999年 - 2000年ごろに原盤権その他財物を譲受したのだという[1][6]。その後「ニューセンチュリーレコード」となった[1]。
かつて本社は東京都目黒区に置いていたが、2017年に鹿児島へ移転した[8][注釈 3]。
専属歌手
- 敏とゴールドスター(元・敏いとうとハッピー&ブルーの篭島敏男と竹下幸介のユニット)
- 本郷直樹
- 宮本弘美(元・敏いとうとハッピー&ブルーのメンバー)
(2025年5月時点。ニューセンチュリーレコードwebサイトより[10])
以前の所属(専属)歌手
順不同。
批判・騒動
センチュリーレコード
センチュリーレコード株式会社は、かつて存在した日本のレコード会社。
1982年設立。テイチクから独立した八代亜紀のために立ち上げられたレコード会社であり[6][12]、八代が実質的に同社の一枚看板となっていた。八代が1986年に日本コロムビアに移籍すると、ほかに有力な歌手を持たなかったことから、以後は経営不振となる[12]。
1999年に閉鎖された[1]。先述のとおり、保有していた音源原盤などは現ニューセンチュリーレコード代表者に担保として譲渡された[1]。
販売はポニーキャニオンに委託されていた。
センチュリーレコードの所属歌手
順不同。
脚注・出典
注釈
出典
- ^ a b c d e f “八代亜紀さんの「写真付きCD」 発売した社長は「ガタガタうるさいのが揺さぶりをかけている」と開き直り”. デイリー新潮 (2025年4月29日). 2025年5月6日閲覧。
- ^ a b c “会社概要”. ニューセンチュリーレコード株式会社. 2025年4月12日閲覧。
- ^ “ごあんない(全国発売盤) of ニューセンチュリーレコード株式会社”. ニューセンチュリーレコード株式会社. 2025年4月24日閲覧。
- ^ “一般社団法人 日本レコード協会”. www.riaj.or.jp. 2025年4月25日閲覧。
- ^ a b “当社商品のお求め方法 | ニューセンチュリーレコード株式会社”. ニューセンチュリーレコード株式会社. 2025年4月25日閲覧。
- ^ a b c “八代亜紀さん、追悼アルバムに“私的写真”封入トラブル レコード会社社長が明かす写真入手の経緯と“公開する理由”所属事務所社長は「許諾申請は来ていない」”. NEWSポストセブン (2025年3月17日). 2025年4月12日閲覧。
- ^ “「枕営業をあっせんされた」「成人向けの動画に出演させられた子も」元アイドルが証言 八代亜紀さん「写真付きCD」を発売した男の過去”. デイリー新潮 (2025年4月29日). 2025年5月6日閲覧。
- ^ “トップページ”. ニューセンチュリーレコード株式会社. 2017年9月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年4月12日閲覧。
- ^ “ニューセンチュリーレコード株式会社の情報”. 国税庁法人番号公表サイト. 2025年5月6日閲覧。
- ^ “当社の専属タレント”. ニューセンチュリーレコード株式会社. 2025年5月5日閲覧。
- ^ “実愛(みお)”. LOHAS ENTERTAINMENT. 2025年4月12日閲覧。
- ^ a b 星野陽平 (2014年12月3日). “《脱法芸能23》八代亜紀──男と共に乗り越えた演歌という名のブルーノート”. 鹿砦社. 2025年4月12日閲覧。
- ^ 佐賀新聞日曜ワイド ■ Re 〜再び さらに 新たに〜
- ^ 川村愛/PRISONER(プリズナー) それいけ!ディープ歌謡曲 2013年2月13日
- ^ 一の樹愛/ボディートークベイビー それいけ!ディープ歌謡曲 2013年3月28日
- ^ a b c d 太陽光/恋おぼろ それいけ!ディープ歌謡曲 2013年3月19日
外部リンク
- ニューセンチュリーレコードのページへのリンク