ナビー・ムーサー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/13 18:55 UTC 版)
ナビー・ムーサー(アラビア語では「نبي موسى(=預言者モーゼ)[1]」)は、ジュデア沙漠(صحراء يهودا サフラー・ヤフーダン)の地名である。モーセに関する、有名なパレスチナの民話で知られる。またナビー・ムーサーは、ギリシャ正教の暦で、聖金曜日の前の金曜日から始まる、7日にわたるパレスチナ人ムスリムの宗教的祝祭の名前でもある。[2]この祝祭は「パレスチナで最も重要なムスリムの巡礼」[3]であると考えられている。この祝祭の中心は、エルサレムから、ナビー・ムーサーへの集団巡礼である。それはジェリコの近くにあり、モーゼの墓であると考えられている。 またエルサレムからメッカに巡礼[注釈 1]に向かう際の第一参詣所であった。[4]
注釈
参照元
- ^ For Moses as nabi in Islamic holy scripture see Quran 19:51 (glossed by rasul ‘messenger’).
- ^ Samuel Curtiss (2005). Primitive Semitic Religion Today. Kessinger Publishing. pp. 163–4. ISBN 1-4179-7346-3
- ^ Rivka Gonen, Contested Holiness: Jewish, Muslim, and Christian Perspectives on the Temple, KTAV Publishing House 2003 p.138
- ^ 『遥かなる聖都エルサレム』編集委員会(2000)(2000) p.79
- ^ Mills, 1932, p.45
- 1 ナビー・ムーサーとは
- 2 ナビー・ムーサーの概要
- 3 歴史
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