ディショーン・スティーブンスとは? わかりやすく解説

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ディショーン・スティーブンス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/16 19:14 UTC 版)

ディショーン・スティーブンス
דשון סטיבנס

DeShawn Stephens
秋田ノーザンハピネッツでのスティーブンス
U-BT クルジュ=ナポカ  No.23
ポジション フォワード
基本情報
愛称 ショーン
国籍 アメリカ合衆国
生年月日 (1989-10-09) 1989年10月9日(35歳)
出身地 カリフォルニア州ロサンゼルス
身長 206cm (6 ft 9 in)[1]
体重 102kg (225 lb)[1]
キャリア情報
出身 ロサンゼルス・シティー・カレッジ(2009–2010)
サンタモニカカレッジ(2010–2011)
サンディエゴ州立大学(2011-2013)
ドラフト 2013年 指名無し
選手経歴
2013-2014.02
2014.2-2015
2015
2015
2016
2016-2017
2017
2017-2018
2018
2018-2019
2019
2019
2019-2020
2020-2021
2021-2022
2022-2023
2023-2024
2024-
浜松・東三河フェニックス
秋田ノーザンハピネッツ
バンビット
バンドゥルマ・クルムズ
シャンパーニュ・シャロン・ランス
秋田ノーザンハピネッツ
ロサンゼルス・ディーフェンダーズ
ディナモ・カリアリ
 Trotamundos B.B.C.
マッカビ・リション・レジオン
ハポエル・テル・アビブB.C.
フォルティトゥード・ボローニャ
スカファーティ・バスケット
バッケン・ベアーズ
KK・イゴケア
ディナモ・サッサリ
プロミテアス・パトラ
U-BT クルジュ=ナポカ
受賞歴

ディショーン・スティーブンス(DeShawn Stephens、1989年10月9日 - )は、アメリカ合衆国バスケットボール選手である。身長206cm、体重102kgで、ポジションはフォワード[1]

サンディエゴ州立大学を卒業した2013年にbjリーグ浜松・東三河フェニックスと契約し、プロ選手となる。bjリーグの秋田ノーザンハピネッツに所属していた2014-15シーズンにはbjリーグオールスターゲームダンクコンテストに優勝した。

来歴

カリフォルニア州ロサンゼルス出身[2]サンタモニカカレッジから2011年にNCAA1部・マウンテン・ウェスト・カンファレンス英語版サンディエゴ州立大学に編入し、在学中の2シーズンで計68試合に出場[3]。うち2011-12シーズンにはカンファレンスファイナルまで進み、2012-13シーズンは1試合平均9.1得点、5.1リバウンドを挙げ、チームはカンファレンスセミファイナルまで進んだ[4]

大学卒業後の2013年、bjリーグの浜松・東三河フェニックスと契約[5]。プロ選手となった。

2013-14シーズン、浜松では27試合に出場し1試合平均9.1得点、6.0リバウンドを記録した[6]。しかしシーズン途中の2014年2月4日、浜松はスティーブンスとの選手契約を解除[6][7]。スティーブンスは翌々日、bjリーグの秋田ノーザンハピネッツと契約した[8]。秋田では20試合に出場し12.5得点、7.8リバウンドを挙げた。このシーズン、秋田は初めてファイナルに進出したが、琉球ゴールデンキングスの前に敗れた。

2014-15シーズンも秋田と契約した[9]スティーブンスはレギュラーシーズン47試合に出場し、1試合平均14.3得点、8.8リバウンドを挙げた。また、bjリーグオールスターゲームのダンクコンテストでは、同僚の田口成浩や観客ら5人をゴール手前に並べ、それを飛び越えるダンクに挑戦し、失敗したものの跳躍力が評価され、優勝を手にした[10]。秋田はこのシーズンもファイナルまで進出し、浜松・東三河フェニックスを相手にスティーブンスは30得点を挙げたもののチームは敗れ、2シーズン連続で優勝を逃した[11]

2015-16シーズンはトルコのトップリーグであるBSLのバンビット・バスケットボールクラブ英語版と契約し、レギュラーシーズン4試合で平均1.3得点、1.8リバウンド[12]。またユーロリーグの5試合にも出場し平均4.2得点、3.0リバウンドであった[12]。その後、スティーブンスはトルコ2部リーグに相当するTBLのバンドゥルマ・クルムズ英語版に移り、7試合に出場。1試合平均15.3得点、10.1のリバウンド、1.3ブロックを記録した[12]

2016年1月4日、スティーブンスはフランスの1部リーグに相当するリーグ・ナショナル・バスケットボールPro Aのシャンパーニュ・シャロン・ランス・バスケット英語版と契約し[12]、19試合に出場。平均8.9得点、3.8リバウンドの記録を残した[13]

2016年7月25日、古巣秋田がスティーブンスとの契約合意を発表し、スティーブンスは1シーズンぶりに秋田に戻ることになった[1]。秋田では41試合に出場し、1試合平均10.3得点、7.2リバウンドの成績を残したが、シーズン途中の2017年2月28日に解雇された[14][15]。3月9日にスティーブンスはロサンゼルス・ディーフェンダーズに加入した[16]

2017-2018シーズン以降はヨーロッパ各国でプレーしている。

2020年7月11日、バスケット・リーガエン英語版BCLに所属するバッケン・ベアーズ英語版への加入が発表された[17]。BCLでは6試合に出場し、1試合平均25.3分の出場で、15.2得点、7.8リバウンド、1.5ブロック、1.3アシスト、フリースロー成功率50.パーセントという成績を残した[18]

2021年6月11日、ABAリーグとBCLに所属するKKイゴケア英語版への加入が発表された[19]。ABAリーグでは26試合に出場し、1試合平均22.4分の出場で、9.5得点、5.3リバウンド、1.3アシスト、フリースロー成功率44.6パーセント、BCLでは8試合に出場し、1試合平均25.4分の出場で、12.4得点、7.5リバウンド、フリースロー成功率47.6パーセントという成績を残した[20]

2022年11月11日、LBAとBCLに所属するディナモ・サッサリ英語版との契約が発表された[21]

2024年8月19日、ユーロカップリーガ・ナツィオナーラに所属するU-BT クルジュナポカ英語版への加入が発表された[22]

個人成績

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック   TO  平均ターンオーバー数  PPG  平均得点
 太字  キャリアハイ  *  リーグリーダー  †  優勝シーズン
シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
2013-14 浜松 27 19 21.0 49.0 18.5 57.7 6.0 1.3 1.1 0.4 1.7 9.1
2013-14 秋田 20 4 23.5 67.7 0.0 40.0 7.8 1.4 0.5 0.5 1.8 12.5
2014-15 秋田 47 16 24.7 58.5 33.3 62.6 8.8 1.6 0.9 0.6 1.4 14.3
2015-16 Banvit(リーグ戦) 4 0 6.8 22.2 - 50.0 1.75 0.25 0.25 0.25 0 1.25
2015-16 Banvit(ユーロカップ) 5 0 8.2 64.3 - 60.0 3.0 0.2 0 0 0.4 4.2
2015-16 Bandirma Kirmizi 7 7 34.3 51.2 33.3 48.0 10.14 1.43 1.43 1.29 2.43 15.29
2015-16 Chalons-Reims 19 13 21.6 54.5 16.7 55.8 3.84 0.84 0.53 0.16 1.37 8.95
2016-17 秋田 41 10 20.9 58.1 30.0 52.9 7.2 0.7 0.7 0.5 1.3 10.3
2016-17 LAD

脚注

  1. ^ a b c d ディショーン・スティーブンス選手 契約基本合意のお知らせ』(プレスリリース)秋田ノーザンハピネッツ、2016年7月25日http://www.northern-happinets.com/news/7748.html2016年7月29日閲覧 
  2. ^ DeShawn Stephens Bio” (English). サンディエゴ州立大学. 2014年2月5日閲覧。
  3. ^ DeShawn Stephens Player Profile” (English). RealGM. 2014年2月5日閲覧。
  4. ^ DeShawn Stephens signs at Akita Happinets” (English). Asiabasket.com (2014年2月5日). 2014年2月7日閲覧。
  5. ^ 選手契約(新規)基本合意のお知らせ』(プレスリリース)浜松・東三河フェニックス、2013年8月29日http://www.bj-phoenix.com/blog/?p=123292014年2月5日閲覧 
  6. ^ a b Ed Odeven (2014年2月5日). “East power Akita decides to make roster move: source” (English). ジャパンタイムズ. http://www.japantimes.co.jp/sports/2014/02/05/basketball/east-power-akita-decides-to-make-roster-move-source/#.UvIf4_uoSdU 2014年2月5日閲覧。 
  7. ^ 選手契約解除のお知らせ』(プレスリリース)浜松・東三河フェニックス、2013年2月4日http://www.bj-phoenix.com/blog/?p=137352014年2月5日閲覧 
  8. ^ 選手契約締結のお知らせ』(プレスリリース)秋田ノーザンハピネッツ、2014年2月6日http://www.happinets.net/news-cate02-entry/2014/02/06/4691/2014年2月6日閲覧 
  9. ^ 【継続】ディショーン・スティーブンス選手 契約基本合意のお知らせ』(プレスリリース)秋田ノーザンハピネッツ、2014年9月30日http://www.happinets.net/news-cate02-entry/2014/09/30/10912/2016年1月5日閲覧 
  10. ^ “【バスケ】秋田・スティーブンス、ダンクコンテストで5人超えジャンプ”. スポーツ報知. (2015年2月1日). https://web.archive.org/web/20150204035512/http://www.hochi.co.jp/sports/ballsports/20150201-OHT1T50104.html 2016年1月5日閲覧。 
  11. ^ 杉浦泰介 (2015年5月24日). “浜松、秋田下して4季ぶり3度目V! bjリーグ ファイナル”. スポーツコミュニケーションズ. 2016年1月5日閲覧。
  12. ^ a b c d Chalons-Reims add Stephens to their roster,ex Bandirma-Kir.” (English). eurobasket.com (2016年1月4日). 2016年1月5日閲覧。
  13. ^ Akita Happinets welcome back Stephens, ex Chalons-Reims” (English). Asiabasket.com (2016年7月28日). 2016年7月29日閲覧。
  14. ^ 選手契約解除のご報告』(プレスリリース)秋田ノーザンハピネッツ、2017年2月28日https://northern-happinets.com/news/20296.html2017年3月1日閲覧 
  15. ^ 秋田がスティーブンスとの契約を解除、今季は41試合に出場し422得点を記録”. バスケットボールキング. フロムワン (2017年2月28日). 2017年3月1日閲覧。
  16. ^ T.C. Greene (2017年3月9日). “D-Fenders Acquire DeShawn Stephens”. Los Angels D-Fenders. 2017年3月10日閲覧。
  17. ^ Deshawn Stephens til Bakken Bears”. bakkenbears.com バッケン・ベアーズ公式サイト (2020年7月11日). 2020年7月11日閲覧。
  18. ^ Game by game stats for Deshawn Stephens - 2020-2021 Season”. proballers (2021年5月27日). 2021年5月27日閲覧。
  19. ^ Prvo osvježenje ekipe, stiže Deshawn Stephens”. KKイゴケア公式サイト (2021年6月11日). 2021年6月11日閲覧。
  20. ^ Game by game stats for Deshawn Stephens - 2021-2022 Season”. proballers (2022年5月4日). 2022年5月4日閲覧。
  21. ^ Dinamo Sassari replaces Onuaku with Deshawn Stephens”. eurohoops.net. 2022年11月11日閲覧。
  22. ^ Cluj brings in Deshawn Stephens”. euroleaguebasketball.net. 2024年8月19日閲覧。

外部リンク




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