ティオンヴィル_-_アパク線とは? わかりやすく解説

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ティオンヴィル - アパク線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/01 01:43 UTC 版)

ティオンヴィル - アパク線
基本情報
フランス
路線記号 178 000
路線番号 692(ドイツ鉄道)
運営者 フランス国鉄 (SNCF)
路線諸元
路線距離 22 km
軌間 1435 mm
線路数 複線
複線区間 全区間
電化区間 全区間
最高速度 120 km/h
テンプレートを表示
停車場・施設・接続路線
メス - ズーフゲン線
0.0 ティオンヴィル
メス - ズーフゲン線
メス - アンズラン線
4.6 バスアム
8.9 コェニクスマッケル
12.4 マラン
18.0 シラクアーク・ル・バン
21.1 アパク
22.2 フランス / ドイツ
22.7 ペアル(モーゼル)
モーゼル鉄道

ティオンヴィル - アパク線 (フランス語: Ligne de Thionville à Apach) はグラン・テスト地域圏モゼル県ティオンヴィルとアパクにおけるフランス=ドイツ国境線を結ぶ鉄道路線である。国境からモーゼル鉄道が上モーゼル地方に伸びる。

歴史

1878年5月15日エーラング - ディーデンホーフェン(現在ティオンヴィル)間は大砲鉄道(Kannonenbahn)の一部としてドイツ帝国の軍事戦略目的で開通された[1]。ディーデンホーフェンからシアク境界線までの22 km区間は1873年に許可された、エルザス=ロートリンゲン管理局の区間であった[2]

1919年ドイツ帝国鉄道の管理局はアルザス=ロレーヌ鉄道(Administration des chemins de fer d’Alsace et de Lorraine, AL)に移管されて、1938年フランス国営鉄道が発足しALの路線網を引き受けた。

第二次世界大戦の終戦後、モーゼル線のザール保護領区間はほかのザールラント鉄道から隔離されたので、SNCFがこの路線もネニヒ - ペアル区間も運営することとなった。1957年ザールラント州がドイツ連邦共和国に復帰して、SNCFの運営区間はこの路線に制限された。電車線は1960年すでに備えられた。

2008年夏の時刻表変更の際に国際旅客列車運行が14年以上の期間経過後、休日のみに再開された。2013年12月にティオンヴィル - アパク区間の列車運行はバス代行に変更された。

運行形態

  • 快速列車(TER): メス - ティオンヴィル - ペアル - コンツ中駅 - トリーア。一日2往復(休日のみ)。

2011年以来ドイツ鉄道の185形機関車およびフランス鉄道のBB37000機関車が主に貨物輸送を担当して、メス、トリアー、ケルン方面に通行する。

参考文献

外部リンク

脚注

  1. ^ “Verein Deutscher Eisenbahn-Verwaltungen (Officielle Anzeige)” (ドイツ語). Zeitung des Vereins Deutscher Eisenbahn-Verwaltungen (Nr. 36): p. 490. (1878年5月10日). https://www.digitale-sammlungen.de/de/view/bsb11362291?page=510,511 
  2. ^ Otto Föhlinger (1897) p. 136



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