チャロス・デ・ハリスコとは? わかりやすく解説

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チャロス・デ・ハリスコ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/27 10:43 UTC 版)

チャロス・デ・ハリスコ西: Charros de Jalisco)、ハリスコ・ホースメン: Jalisco Horsemen)は、メキシコ合衆国ハリスコ州グアダラハラ本拠地を置く、リーガ・メヒカーナ・デ・ベイスボル(メキシカンリーグ、LMB)とウィンターリーグのリーガ・メヒカーナ・デル・パシフィコ(LMP)に所属するプロ野球チームである。

アルゴドネロス・デ・グアサベの保護権を買収した2014/2015シーズンからウィンターリーグ(LMP)のみに参加していたが、2023年11月に同じグアダラハラを本拠地としていたLMBのグアダラハラ・マリアッチスを買収し[1]、LMBとLMPの両リーグに加盟する2番目のチームとなった[注 1]

歴史

現在のチャロス・デ・ハリスコがLMPに参加したのは、2014/2015シーズンのことであるが、その歴史自体は1946年にできたポソレロス・デ・ハリスコというチームまで遡る[2]。このポソレロスは1949年にチャロス・デ・ハリスコに改名した。

メキシカンリーグ(LMB)には1949年から1952年1964年から1975年1988年1991年から1995年と、過去4期にわたり所属[3]

最初の本拠地球場はいバッリオ・デ・アナルコに建てられた。この球場は1952年まで使用されたが、バスターミナル用地を確保しなければならなかったのに加え、チャロス球団自体の資金不足も相俟って、球場は解体され、チャロス球団も移転した。跡地はバスターミナルとして使われた後、現在は連邦政府の建物が建つ。

チャロスの名前の由来は、チワワへの遠征の途中に、日除けのためにつばの大きい帽子を買い、チワワに到着した際も着用していたことから、メキシコの伝統的な馬乗りである「チャロ」のようであるということから来ている。

歴代本拠地

  • 1952年まで:エスタディオ・ムニシパル(市民球場)
  • 1953年 - 1995年:エスタディオ・テクノロジコ・デ・ラ・UDG(グアダラハラ工科大学球場)
  • 2014年 - :エスタディオ・パナメリカーノ(パンアメリカン野球場)

成績

LMP加入初年度の2014 - 2015シーズンは最終戦でトマテロス・デ・クリアカンに敗れ優勝を逃したものの、堂々の2位に輝いた。その後、2018/2019に初優勝を果たし、2021/2022シーズンにも優勝している。

主な所属選手

脚注

注釈

  1. ^ 2019/2020シーズンよりモンテレイ・サルタンズが両リーグに参加している。

出典

  1. ^ Confirman venta de Mariachis en LMB: serán los nuevos Charros y jugarán todo el año” (スペイン語). foxsports.com.mx (2023年11月13日). 2024年1月20日閲覧。
  2. ^ http://tactico.mx/2014/10/conoce-la-historia-de-los-charros-de-jalisco/
  3. ^ Los Charros de Jalisco regresan a la LMB” (スペイン語). MiLB.com (2023年11月14日). 2024年1月20日閲覧。

関連項目

外部リンク




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