タンパク質間相互作用検出への応用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 07:38 UTC 版)
「免疫沈降法」の記事における「タンパク質間相互作用検出への応用」の解説
免疫沈降法によって、目的のタンパク質と相互作用する(特異的に複合体を形成する)別のタンパク質との複合体を回収する方法が、共免疫沈降法(Co-immunoprecipitation:Co-IP)である。 さらにこれの応用として、あらかじめ目的タンパク質にタグを付けておき、タグとの結合を利用してこのような複合体を回収する方法もあり、プルダウン法(Pull-down assay)と呼ばれる(ただしタグ認識のために、抗体に限らずその他の特異的結合-例えばHisタグとニッケルキレート、GSTタグとグルタチオン、アビジンとビオチン等-を用いる方法もある)。
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