タキサジエン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/06/27 04:17 UTC 版)
タキサジエン | |
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Taxa-4,11-diene
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識別情報 | |
PubChem | 443484 |
ChemSpider | 391697 |
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InChI
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特性 | |
化学式 | C20H32 |
モル質量 | 272.47 g mol−1 |
特記なき場合、データは常温(25 ℃)・常圧(100 kPa)におけるものである。 |
タキサジエン (Taxadiene) は、ジテルペンであり、パクリタキセルの生合成の中間体である。タキサジエンは、ゲラニルゲラニルピロリン酸からタキサジエンシンターゼによって作られる[1]。
出典
- ^ Lin, Xiaoyan; Hezari, Mehri; Koepp, Alfred E.; Floss, Heinz G.; Croteau, Rodney (1996). “Mechanism of Taxadiene Synthase, a Diterpene Cyclase That Catalyzes the First Step of Taxol Biosynthesis in Pacific Yew†”. Biochemistry 35 (9): 2968–77. doi:10.1021/bi9526239. PMID 8608134.
タキサジエン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/03 03:27 UTC 版)
タキサン環を持ち、パクリタキセルやバッカチンIIIの生合成における前駆体となる。イチイによる生合成では、ゲラニルゲラニルピロリン酸からタキサジエン合成酵素 (EC 4.2.3.17 ) によってタキサジエンが合成される。
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