ソングス・イン・ザ・キー・オブ・ロックとは? わかりやすく解説

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ソングス・イン・ザ・キー・オブ・ロック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/10 04:42 UTC 版)

『ソングス・イン・ザ・キー・オブ・ロック』
グレン・ヒューズスタジオ・アルバム
リリース
録音 カリフォルニア州グラナダ・ヒルズ クラム・スタジオ[3]
ジャンル ハードロックヘヴィメタル
時間
レーベル フロンティアーズ・レコード
シュラプネル・レコーズ
ポニーキャニオン
プロデュース グレン・ヒューズ、ジェフ・コールマン
専門評論家によるレビュー
グレン・ヒューズ アルバム 年表
ビルディング・ザ・マシーン
(2001年)
ソングス・イン・ザ・キー・オブ・ロック
(2003年)
ソウルフリー・ライヴ・イン・ザ・シティー・オヴ・エンジェルズ
(2004年)
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ソングス・イン・ザ・キー・オブ・ロック』(Songs in the Key of Rock)は、イギリスハードロック・ボーカリスト/ベーシスト、グレン・ヒューズ2003年に発表したスタジオ・アルバム。日本で先行発売された[4]

解説

アルバム『ヒューズ/ターナー』(2002年)に参加したシェーン・ガラースの紹介により、当時ガラースと共にコズモスクアッドで活動していたジェフ・コールマンが共同プロデューサーに起用され、コールマンは最終的に、ソングライティングやギター・プレイにも貢献した[5]。また、以前より親交のあったチャド・スミスレッド・ホット・チリ・ペッパーズ)と、レコーディング上では初共演を果たしたアルバムに当たる[6]。「ハイヤー・プレイセズ(ソング・フォー・ボンゾ)」はジョン・ボーナムに捧げられた曲である[2]。アルバム・タイトルはスティーヴィー・ワンダーの作品『Songs in the Key of Life』(1976年)にちなんでおり、ヒューズ自身は本作の方向性に関して「1970年代当時の気持ちに立ち返って曲作りをした」「1973年の私に回帰していることに気づいた」と説明している[7]

Greg Pratoはオールミュージックにおいて5点満点中3.5点を付け「ヒューズのボーカルに関しては、彼と同世代であるクラシック・ロック系のリード・シンガー達の一部と異なり、今回の『ソングス・イン・ザ・キー・オブ・ロック』では過去最高に力強い」と評している[2]

収録曲

特記なき楽曲はグレン・ヒューズとJJ・マーシュの共作。9.は日本盤ボーナス・トラック

  1. イン・マイ・ブラッド - "In My Blood" - 4:39
  2. ロスト・イン・ザ・ゾーン - "Lost in the Zone" (Glenn Hughes, JJ Marsh, Jeff Kollman) - 4:26
  3. ガソリン - "Gasoline" - 3:10
  4. ハイヤー・プレイセズ(ソング・フォー・ボンゾ) - "Higher Places (Song for Bonzo)" (G. Hughes, J. Kollman) - 5:04
  5. ゲット・ユー・ストーンド - "Get You Stoned" (G. Hughes, J. Kollman) - 4:49
  6. リトゥン・オール・オーヴァー・ユア・フェイス - "Written All Over Your Face" - 8:33
  7. スタンディング・オン・ザ・ロック - "Standing on the Rock" (G. Hughes, J. Kollman) - 3:46
  8. カレイジャス - "Courageous" (G. Hughes) - 4:25
  9. チェンジ - "Change" - 4:35
  10. ザ・トゥルース - "The Truth" (G. Hughes) - 3:28
  11. ホェアエヴァー・ユー・ゴー - "Wherever You Go" - 5:31

アルバムの末尾には、1分08秒の隠しトラックが収録されている。

参加ミュージシャン

ゲスト・ミュージシャン

脚注

  1. ^ a b Discography - Songs In The Key Of Rock”. glennhughes.com. 2025年8月10日閲覧。
  2. ^ a b c d Prato, Greg. “Songs in the Key of Rock - Glenn Hughes - Album”. AllMusic. 2025年8月10日閲覧。
  3. ^ CD英文ブックレット内クレジット
  4. ^ 日本初回盤CD (PCCY-01650)帯
  5. ^ 日本盤CD (PCCY-01650)ライナーノーツ(広瀬和生
  6. ^ Randall, David (2006年10月). “Interview: GLENN HUGHES”. Get Ready to ROCK!. 2025年8月10日閲覧。
  7. ^ January 14, 2003”. DMME.net. 2025年8月10日閲覧。

外部リンク




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