セオドア・フィリップス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/04 07:41 UTC 版)
セオドア・エブリン・リース・フィリップス(Rev. Theodore Evelyn Reece Phillips、通常 T. E. R. Phillipsと記される、1868年3月28日 - 1942年5月13日)は、イギリスの牧師・天文学者。木星の観測などで知られる。
1891年にHoly Trinity(Taunton)、1895年から Hendford(Yeovil)、1901年からSt. Saviour's(Croydon)、1906年から Ashtead(Surrey)の副牧師を務め、1916年から Headleyの教区牧師に任じられ、それ以降Headleyで過ごした。
アマチュア天文学者として、木星や火星の観測を継続し、木星表面の大気の流れの研究を行った。国際天文学連合の惑星委員会の委員を務め、英国天文協会(w:British Astronomical Association)の木星部会の会長を1900年から1933年の間、土星部会の会長を1935年から1940年の間に務めた。1927年から1929年の間、王立天文学会の会長を務めた。1918年に王立天文学会からジャクソン=グウィルト・メダルを受賞した。著書にW.H.スティーブンスンと共著のSplendour of the Heavens (1923年)がある。
気象学の分野でも雨量の記録を続け、その周期性の研究を行った。
関連項目
固有名詞の分類
天文学者 |
カール・フリードリヒ・ガウス フォレスト・モールトン セオドア・フィリップス モーリス・アミー カルキディウス |
イギリスの天文学者 |
エドワード・ジェームズ・ストーン ハーバート・ターナー セオドア・フィリップス ブライアン・マースデン ウィリアム・ハギンズ |
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