スパニッシュ・ハーレム (曲)とは? わかりやすく解説

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スパニッシュ・ハーレム (曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/18 16:14 UTC 版)

スパニッシュ・ハーレム
ベン・E・キングシングル
初出アルバム『スパニッシュ・ハーレム英語版
A面 First Taste of Love
リリース
ジャンル ソウル
時間
レーベル アトコ・レコード
作詞・作曲 ジェリー・リーバーフィル・スペクター
プロデュース ジェリー・リーバーとマイク・ストーラー
ベン・E・キング シングル 年表
How Often
1960年
スパニッシュ・ハーレム
1960年
スタンド・バイ・ミー
1961年
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スパニッシュ・ハーレム」(Spanish Harlem)はベン・E・キングが1960年にアトコ・レコードでレコーディングした楽曲。ジェリー・リーバーフィル・スペクターが作詞作曲し、ジェリー・リーバーがプロデュースした。リーバーは1968年のインタビューでストーラーが編曲したことを認め[1]、同様に、2009年のトークショー Bob Edwards Weekend でのリーバーとストーラーへのラジオインタビューで、ストーラーはクレジットされていなかったものの、レコードの重要なインストゥルメンタルによるイントロを書いたと述べている。ストーラーはチームの自伝 Hound Dog の中で、アトランティック・レコードアーメット・アーティガンジェリー・ウェクスラー英語版に曲が提示されるときに、スペクターがギターを弾き、リーバーが歌うのに合わせてピアノで伴奏しながらこの "fill" を作り出したと述べている。「それ以来、私はこの曲がこの音楽的な形以外で演奏されたことはありません[1]。」

この曲はもともとは "First Taste of Love" のB面としてリリースされた[2]。キングが数年間リーダーを務めたドリフターズを離れて最初のヒットとなった。スパニッシュ・ギター、マリンバ、ドラムス、ソプラノサックス、ストリングスおよび男声コーラスをフィーチャーしたスタン・アップルバウム英語版のアレンジによってビルボードのチャートを上昇し、リズム&ブルースで最高15位、ポップ・ミュージックで最高10位を記録した[3]。この曲はローリング・ストーン誌の「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500」で358位となっている[4]。映画『スタンド・バイ・ミー』が1位になった後の1987年に再発売された[5]

アレサ・フランクリンのバージョン

スパニッシュ・ハーレム
アレサ・フランクリンシングル
初出アルバム『Aretha's Greatest Hits』
B面 リーン・オン・ミー
リリース
ジャンル ソウル
時間
レーベル アトランティック・レコード
作詞・作曲 ジェリー・リーバー、フィル・スペクター
プロデュース ジェリー・ウェクスラー、アリフ・マーディントム・ダウド
チャート最高順位
  • 1位(オランダ[6]
  • 2位(アメリカ[7]
  • 14位(イギリス[8]
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1971年、アレサ・フランクリンは歌詞の一部を "A red rose up in Spanish Harlem" から "There's a rose in Black 'n Spanish Harlem. A rose in Black 'n Spanish Harlem” と変更して、オリジナルをチャートで上回るこの曲のカバーバージョンをリリースした。このバージョンは全米ソウルチャートで3週間1位となるとともに、ポップチャートでも2週にわたって2位を獲得した[9]。「スパニッシュ・ハーレム」はダニー・オズモンドの「ゴー・アウェイ・リトル・ガール」によって1位獲得を妨げられた[10]。このバージョンはビルボードのイージーリスニング・チャートでも6位のヒット曲となった[11]。アレサ・フランクリンのバージョンは100万枚以上を売り上げてゴールド・シングルに認定された。フランクリンのバージョンではドクター・ジョンバーナード・”プリティ”・パーディのドラムス及びチャック・レイニーのベースとともにキーボードを演奏した[12]

クリフ・リチャードのバージョン

クリフ・リチャードは1962年のアルバム 32 Minutes and 17 Seconds にこの曲の自身の解釈を収録した。リチャードはまた、 "Das ist die Frage aller Fragen" と題したカール・ウルリッチ作詞のドイツ語バージョンを録音し、これはドイツとオーストリアで1963年に1位となり、スイスでは1965年に1位のヒットとなった。

 ローラ・ニーロのバージョン

1971年のカバーアルバム『ゴナ・テイク・ア・ミラクル』で、シンガー=ソングライターのローラ・ニーロラベル (音楽グループ)英語版のバッキング・ボーカルとともにこの曲を演奏した。

脚注

  1. ^ a b Gilliland, John (1969年). “Show 14 – Big Rock Candy Mountain: Rock 'n' roll in the late fifties. [Part 4] : UNT Digital Library (audio)”. Pop Chronicles. Digital.library.unt.edu. 2011年4月30日閲覧。
  2. ^ Billboard. (November 21, 1960). p. 53. https://books.google.com/books?id=hh0EAAAAMBAJ&q=%22ben+e.+king%22%2B+%22first+taste+of+love%22%2B+november+%2B+billboard&pg=PA53 2016年9月26日閲覧。 
  3. ^ Whitburn, Joel (2004). Top R&B/Hip-Hop Singles: 1942–2004. Record Research. p. 325 
  4. ^ “Rolling Stone's 500 Greatest Songs of All Time”. Rolling Stone. (April 7, 2011). https://www.rollingstone.com/music/lists/the-500-greatest-songs-of-all-time-20110407/ben-e-king-spanish-harlem-20110526 2015年10月1日閲覧。. 
  5. ^ Ben E. King - Spanish Harlem (1987, Vinyl) - Discogs
  6. ^ Aretha Franklin - Spanish Harlem - dutchcharts.nl
  7. ^ Aretha Franklin - Awards”. AllMusic. 2016年3月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月25日閲覧。
  8. ^ Aretha Franklin | full Official Chart History | Official Charts Company
  9. ^ Whitburn (2004). Top R&B/Hip-Hop Singles: 1942–2004. Record Research. p. 215 
  10. ^ Top 100 Songs | Billboard Hot 100 Chart”. Billboard. 2021年3月16日閲覧。
  11. ^ Whitburn (2002). Top Adult Contemporary: 1961–2001. Record Research. p. 97 
  12. ^ Warner, Jennifer (September 24, 2014). Respect: The Life and Times of Aretha Franklin. CreateSpace Independent Publishing Platform. p. 31. ISBN 978-1502500007. https://books.google.com/books?id=FZenBAAAQBAJ&q=dr+john+aretha+franklin+chuck+rainey+spanish+harlem&pg=PT21 2015年5月18日閲覧。 

外部リンク


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