ステファノ・エラーニオとは? わかりやすく解説

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ステファノ・エラーニオ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/13 13:08 UTC 版)

ステファノ・エラーニオ
名前
ラテン文字 Stefano ERANIO
基本情報
国籍 イタリア
生年月日 (1966-12-29) 1966年12月29日(56歳)
出身地 ジェノヴァ
身長 178cm
選手情報
在籍チーム 引退
ポジション MF
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1984-1992 ジェノアCFC 212 (13)
1992-1997 ACミラン 98 (6)
1997-2001 ダービー・カウンティFC 95 (7)
2002-2003 SSDプロ・セスト 15 (1)
通算 420 (27)
代表歴
1990-1997 イタリア 20 (3)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

ステファノ・エラーニオ(Stefano Eranio1966年12月29日 - )は、イタリア出身の元同国代表サッカー選手。ポジションはMF。現役時代は主に右ウィングとしてプレーし[1]、1990年から1997年までの間にイタリア代表で20試合に出場した。足元の技術とスタミナに優れており[1][2]、主に攻撃的ミッドフィールダーを務めることが多かったが、同時に守備力も併せ持っていたため、時にはディフェンスとしてプレーすることもあった[3]。現在はACミランでジュニアチームを指導している[4]

経歴

クラブ

エラーニオは1984年8月にセリエBジェノアCFCでデビューし、8シーズンで212試合に出場した。

1992年8月からはイタリアのACミランへ移籍し、ここでは5シーズンで98試合に出場、セリエAとスーペルコッパ・イタリアーナをそれぞれ3度制覇した。1993-1994シーズンのセリエAでは26節ユヴェントスFCとの対戦で決勝点を、27節UCサンプドリアとの対戦でダニエレ・マッサーロの決勝点をアシストするなど、優勝を争っていたチームとの対戦で活躍して優勝に貢献した。しかしUEFAチャンピオンズリーグ決勝のFCバルセロナとの対戦には怪我で出場できず、翌シーズンも前半戦の全ての試合を欠場した。1994年冬のUEFAスーパーカップにはロスタイムに出場し、アーセナルFCを破って優勝を果たした[5]。1995-96年度シーズン、24試合に出場して3度目のリーグ優勝を果たした。

1997年イングランドのダービー・カウンティFCから4年契約のオファーを受けて移籍[6]、1997年8月9日のブラックバーン・ローヴァーズFC戦でデビューした。同年にダービーはホームスタジアムを102年間使用したベースボール・スタジアム英語版からプライド・パーク・スタジアムに移転し、新スタジアムで最初の試合となった1997年8月30日のバーンズリーFC戦では初の得点を記録した。その後エラーニオは2000-2001年を限りでの引退を表明していたが、マネージャーのジム・スミス英語版の説得を受けたため現役を続行した。しかしそのスミスが懐古されるとエラーニオはダービーを離れ、母国イタリアのセリエC2ACプロ・セストでプレイングマネージャーを務めた後、2003年に引退した。

代表

イタリア代表では1990年12月22日のキプロス戦でデビュー、以降1997年までの間に20試合に出場して3得点を記録した。この間に怪我の影響で1994年度のワールドカップメンバー入りを辞退した[7]

脚注

  1. ^ a b MILAN, ERANIO E NUOVO SPONSOR”. 2014年11月12日閲覧。
  2. ^ ALL' IMPROVVISO ERANIO”. 2014年11月12日閲覧。
  3. ^ UN SOLO OBIETTIVO: TUTTO”. 2014年11月12日閲覧。
  4. ^ Stefano Eranio” (英語). ACミランアカデミー. 2022年2月23日閲覧。
  5. ^ Stefano Eranio” (Italian). http://www.magliarossonera.it. 2015年4月23日閲覧。
  6. ^ Interview: Stefano Eranio On What Shocked Derby Fans And Stamford Bridge And Highbury” (英語). インサイドフットボール. 2022年2月23日閲覧。
  7. ^ Stefano Eranio e l’arte di reinventarsi: dal Milan al Derby County”. Storie di Premier. 2022年2月17日閲覧。

外部リンク




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