ジョン・トーマス_(陸上選手)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ジョン・トーマス_(陸上選手)の意味・解説 

ジョン・トーマス (陸上選手)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/09 09:50 UTC 版)

Jump to navigation Jump to search
獲得メダル

ジョン・トーマス (陸上選手)
アメリカ合衆国
男子 陸上競技
オリンピック
1960 ローマ 走高跳
1964 東京 走高跳

ジョン・トーマス (John Thomas、1941年3月3日 - 2013年1月15日)は、アメリカ合衆国の陸上競技選手。走高跳の選手として1960年ローマオリンピック1964年東京オリンピックに出場し、2大会連続メダルを獲得した選手である。

経歴

トーマスは21歳となった1959年2月に、非公式ながら2.16mの世界タイ記録を樹立。同シーズンは故障のため振るわなかったが、翌年の4月30日にフィラデルフィアで2.17mの世界新記録を樹立した。1ヵ月後の5月21日には再び2.17mの世界タイ記録を達成。さらに翌月の6月24日のAAU選手権では2.18mの世界新記録。その1週間後の7月1日に開催されたオリンピック選考会で、2.195mと世界新記録を更新。さらにバーの高さを2.22mに上げ成功。同日に2度の世界新記録を達成した。ローマオリンピックでも優勝候補の最右翼と目されるようになる。

しかし、ローマでは2.16を失敗してしまい、2.14mという記録で、ソ連ロベルト・シャフラカゼワレリー・ブルメルの2人の前に銅メダルという結果に終わってしまう。

ローマオリンピック後は、トーマスに代わりオリンピックで銀メダルを獲得したブルメルが世界に君臨する。1961年には2.23mを記録しトーマスの世界記録は破られる。1964年東京オリンピックまでにブルメルは2.28mまで世界記録を更新していった。

トーマスは、1964年東京オリンピックに出場する。しかし、ブルメルが断然優勝候補と見られていた。4年前と同様、両者は決勝で対戦。共に2.18mという結果となるが、試技数によりトーマスは銀メダルという結果に終わった。

2013年1月15日、死去[1]。71歳没。

脚注

[ヘルプ]
  1. ^ Millrose Legend John Thomas Passes Archived 2013年1月20日, at the Wayback Machine. ArmonyTrack 2013年1月18日閲覧

外部リンク


「ジョン・トーマス (陸上選手)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ジョン・トーマス_(陸上選手)」の関連用語

ジョン・トーマス_(陸上選手)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ジョン・トーマス_(陸上選手)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのジョン・トーマス (陸上選手) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS