ジェイソン・マキシエルとは? わかりやすく解説

ジェイソン・マキシエル

(ジェイソン・マクシール から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/13 00:15 UTC 版)

ジェイソン・マキシエル
Jason Maxiell
デトロイト・ピストンズでのマキシエル
(2008年)
引退
愛称 Baby Ben
J-MAX
国籍 アメリカ合衆国
生年月日 (1983-02-18) 1983年2月18日(42歳)
出身地 イリノイ州シカゴ
身長(現役時) 201cm (6 ft 7 in)
体重(現役時) 118kg (260 lb)
ウィングスパン(現役時) 221cm  (7 ft 3 in)[1]
キャリア情報
高校 ニューマン・スミス高等学校
大学 シンシナティ大学
NBAドラフト 2005年 / 1巡目 / 全体26位[1]
プロ選手期間 2005年–2017年
ポジション PF / C
背番号歴 54
経歴
20052013 デトロイト・ピストンズ
2013–2014 オーランド・マジック
2014–2015 シャーロット・ホーネッツ
2015–2016 天津ゴールデンライオンズ
2016–2017 アチバデム・ユニバーシテシSK英語版
受賞歴
  • 2× オールカンファレンスUSA英語版セカンドチーム (2004, 2005)
  • カンファレンスUSAシックスマン賞 (2002)
  • カンファレンスUSAオールフレッシュマンチーム (2002)
Stats Basketball-Reference.com
Stats  NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

ジェイソン・ディオール・マキシエルJason Dior Maxiell, 1983年2月18日 - )は、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ出身のプロ元バスケットボール選手。NBAデトロイト・ピストンズなどで活躍した。身長201cm、体重118kg。ポジションはパワーフォワードまたはセンター。ピストンズ所属時、元チームメイトであるベン・ウォーレスと比較されることが多いためBaby Benと呼ばれる。

大学時代

テキサス州キャロルトンにあるニューマンスクール高校卒業後、シンシナティ大学に入学。201cmとフォワードの割に身長が低かったが、ボブ・ハギンスコーチの指導を受け運動能力の高さを武器にハンデを克服した。3年間のポストシーズンでの平均得点は17.3で、FG成功率は.607である。4回生の時に1試合平均2.8ブロックを記録し、オールカンファレンスUSAセカンドチームに選出された。大学の通算ブロック数は252に上り、これはシンシナティ大学の通算記録歴代2位の成績である。 また、通算得点は1,566得点で、カンファレンスUSA史上13位という記録である。

NBA

デトロイト・ピストンズ

スラムダンクを試みるマキシエル(2009年)

2005年のNBAドラフトデトロイト・ピストンズより1巡目26位指名で入団した。初年度は26試合の出場に留まったが、その後年々出場時間を伸ばし3年目の2007-08シーズンには全82試合に出場。主にベンチスタートだったが、アントニオ・マクダイスのバックアッパーとして活躍し、特にディフェンス面では1.1ブロックと限られた出場時間の中で存在感をアピールした。その後、出場機会が伸びない時期があったが、2011-12シーズンにピストンズのヘッドコーチに就任したローレンス・フランクの方針により、先発に抜擢され、2012-13シーズンではキャリア最多の71試合に先発出場した。

オーランド・マジック

2012-13シーズン後、FAとなり、オーランド・マジックに移籍した。

中国へ

2015年8月9日、天津ゴールデンライオンズと契約した[2]

プレースタイル

身長は201cm(実際にはもっと低いと言われている)でインサイドプレーヤーとしては小柄であるが、幅のある体格とそれに見合わぬ運動能力を武器に、ダンクシュートやブロック等、非常に派手なプレーを攻守でできる純粋なパワーフォワードである。しかし、ゴール下以外での器用さに欠けており、ジャンプシュートやフリースローは今のところ彼の専門外である。

個人成績

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック  PPG  平均得点  太字  キャリアハイ
  リーグリーダー

NBA

レギュラーシーズン

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2005–06 DET 26 0 6.1 .426 --- .333 1.1 .1 .2 .2 2.3
2006–07 67 8 14.1 .500 --- .526 2.8 .2 .4 .9 5.0
2007–08 82* 7 21.6 .538 .000 .633 5.3 .6 .3 1.1 7.9
2008–09 78 4 18.1 .575 .000 .532 4.2 .3 .3 .8 5.8
2009–10 76 29 20.4 .511 .000 .574 5.3 .5 .5 .5 6.8
2010–11 57 14 16.3 .492 --- .515 3.0 .3 .4 .4 4.2
2011–12 65 42 22.6 .478 .000 .547 5.1 .6 .5 .8 6.5
2012–13 72 71 24.8 .446 --- .621 5.7 .8 .4 1.3 6.9
2013–14 ORL 34 13 14.4 .448 --- .484 2.5 .3 .2 .6 3.2
2014–15 CHA 61 0 14.4 .422 --- .577 3.3 .3 .3 .7 3.3
通算 618 188 18.4 .495 .000 .564 4.2 .4 .4 .8 5.6

プレーオフ

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2007 DET 14 0 10.4 .667 .000 .522 2.4 .1 .3 .6 4.0
2008 17 6 21.8 .625 --- .469 4.0 .9 .9 1.3 5.6
2009 4 0 16.0 .500 --- .556 3.3 .5 .3 .3 3.8
通算 35 6 16.6 .626 .000 .500 3.3 .6 .6 .9 4.7

カレッジ

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2001–02 シンシナティ 35 3 20.9 .552 --- .585 6.8 .1 .7 1.5 8.1
2002–03 29 27 30.3 .445 .000 .672 6.7 .4 .4 1.5 11.9
2003–04 32 32 28.6 .500 .000 .681 6.9 1.3 .7 2.1 13.6
2004–05 33 33 31.4 .543 .400 .645 7.7 .8 1.0 2.7 15.3
通算 129 95 27.6 .507 .286 .653 7.0 .7 .7 1.9 12.1

脚注

  1. ^ Top 15 Most Impressive Wingspans In NBA History”. thesportster.com (2014年11月5日). 2017年10月22日閲覧。
  2. ^ Jason Maxiell Signs With Tianjin Steel Of China

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