シコルスキー S-18とは? わかりやすく解説

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シコルスキー S-18

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/02 13:58 UTC 版)

シコルスキー S-18

シコルスキー S-18英語: Sikorsky S-18ロシア語: Сикорский С-18)は、ロシア帝国で開発された双発複葉迎撃/戦闘機[1][2]

概要

3面図

第一次世界大戦中に開発された双発の複座複葉機で、前席が銃手兼観測手席、後席が操縦手席である[1][2]。操縦席付近に装甲が施されていたのが特徴であった[1]。エンジンは150馬力サンビーム・クルセイダー英語版で、左右の下翼に推進式に取り付けられていた[1]

1917年に2機が製造されたが、装甲のため機体が重くエンジンも信頼性に乏しかったため、飛行することはなかった[1][2]ロシア革命の混乱のため、その後の機体の消息は不明[1]

要目

  • 乗員:2名[1]
  • 全長:9.7 m[1]
  • 全幅:16.5 m[1]
  • 全高:2.78 m[1]
  • エンジン:サンビーム・クルセイダー(150馬力)×2基[1]
  • 重量:2,100 kg(全備)[1]

脚注

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 『最新版 世界の軍用機図鑑』コスミック出版、2022年1月24日、74頁。ISBN 978-4-7747-4067-6 
  2. ^ a b c The Russian Years (1909-1918)”. sikorskyarchives.com. 2025年3月1日閲覧。

関連項目




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