サントドミンゴ‐デ‐ラ‐カルサダとは? わかりやすく解説

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サントドミンゴ‐デ‐ラ‐カルサダ【Santo Domingo de la Calzada】

読み方:さんとどみんごでらかるさだ

スペイン北部ラ‐リオハ州の町。サンティアゴ‐デ‐コンポステラへの巡礼路にあり、町の名称11世紀聖ドミンゴ石畳の道(カルサダ)を築いたことに由来する聖ドミンゴ遺骨納めた12世紀建造大聖堂がある。

サントドミンゴ‐デ‐ラ‐カルサダの画像
撮影・FreeCat http://os7.biz/u/76zxz

サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサーダ

(サントドミンゴ‐デ‐ラ‐カルサダ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/07/25 18:11 UTC 版)

Santo Domingo de la Calzada


 ラ・リオハ州
 ラ・リオハ県
面積 40.09 km²
標高 638m
人口 6,520 人 (2014年)
人口密度 162.63 人/km²
住民呼称 calceatense
Santo Domingo de la Calzada
スペイン内のサント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサーダの位置
Santo Domingo de la Calzada
リオハ県内のサント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサーダの位置

北緯42度26分00秒 西経2度57分00秒 / 北緯42.43333度 西経2.95000度 / 42.43333; -2.95000座標: 北緯42度26分00秒 西経2度57分00秒 / 北緯42.43333度 西経2.95000度 / 42.43333; -2.95000

サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサーダ(Santo Domingo de la Calzada)は、スペインラ・リオハ州ムニシピオ(基礎自治体)。自治体名は、アユエラ及び近郊の地域(現在の自治体域)を開拓した聖ドミンゴ・ガルシア(es、カルサーダのドミンゴ)にちなむ。サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路途上にある。

歴史

サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサーダ准司教座聖堂。ロマネスク様式

19世紀の歴史家メリーノ・ウルリタによれば、かつての地名はオスカバルテ(Ozkabarte)であったが、現在は完全に失われてしまっている。

11世紀のサント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサーダは小さな村落にすぎなかった。歴史上に初めてその名が現れたのは1136年で、1141年には住民に特権が与えられた。住民は、教会と、聖ドミンゴが建てた施療院の周囲に定住していた。聖ドミンゴはオハ川に橋を架け、森を切り開き、土地を浄化して、ログローニョブルゴスの間を通るローマ街道に似せて街道を建設した。彼は自らのつくった街道を巡礼者が大勢行き来するようになると、巡礼者のために施療院を建てた。1250年まで村は修道院長が治めており、その後は王領となった。王領となってからログローニョへと向かう主要道が通り、聖堂が建てられた。アルフォンソ8世時代に2度特権が授けられ、次第に人口が流入し地区が次々と拡大していった。19世紀にログローニョ県が設置されると、サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサーダは、コマルカの、そして裁判管轄区の中心自治体となった。

出身の著名人

  • グスタボ・ブエノ(en) - 哲学者


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