コールド・フィーバー
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『コールド・フィーバー』(英語タイトル:Cold Fever、アイスランド語タイトル:Á köldum klaka)は、1995年のアイスランドのドラマ・コメディ映画。監督はフリドリック・トール・フリドリクソン。
注釈
- ^ 事故は1984年8月10日に発生[2]。東京大学理学部助手2名と同大学生1名が地質調査のためアイスランドを訪問中、車で川を渡ろうとした際の事故であった[3][2]。アイスランドでは首都とその周辺以外の道路には川に橋が架かっていないことが多く、こういう場所では車で川に入って渡らなければならない[4]。一行がジープで渡ろうとしたリュプナブレッククヴィスル (Rjúpnabrekkukvísl) 川は、前日からの高温によってヴァトナ氷河から溶け出した水で増水し、平時の約2倍の深さになっていた。水が濁っており川底は見えない状態だったという[2]。
- ^ 映画パンフレット37頁の地図によると、ヴァトナ氷河の西側。
- ^ 映画パンフレットの「プロダクション・ノート」(33頁)によると、当初祖父役には永瀬が推薦した笠智衆をとフリドリックは考えていたが、笠はクランク・インの前に亡くなった。
出典
- ^ a b c d e 映画パンフレット34頁でのフリドリックによるメッセージ。
- ^ a b c 久城育夫「アイスランドにおける遭難事故」『東京大学理学部廣報』第16巻第4号、東京大学理学部、1984年11月、4-8頁、hdl:2261/27598、NAID 120001630874。
- ^ “3人の遺体を確認 アイスランドの自動車転覆事故”. 朝日新聞東京夕刊. (1984年8月13日)
- ^ 島村英紀. “島村英紀のホームページ 島村英紀が撮ったシリーズ「道」”. 2012年3月5日閲覧。
- ^ a b “永瀬正敏、アイスランド映画「コールド・フィーバー」主演 厳寒の地で精霊見る”. 読売新聞東京夕刊. (1995年8月23日)
- ^ a b “「そりゃあ寒かったです」映画「コールド・フィーバー」主演の永瀬正敏”. 毎日新聞東京夕刊. (1995年10月31日)
- ^ 映画パンフレット40頁、ビデオソフト(アスク講談社映像事業部、ACH1-62358)パッケージ。
- ^ 映画パンフレット32頁。
- 1 コールド・フィーバーとは
- 2 コールド・フィーバーの概要
- 3 キャスト
固有名詞の分類
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