コスモス8号とは? わかりやすく解説

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コスモス8号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/09 08:49 UTC 版)

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コスモス8号
任務種別 技術
ハーバード命名 1962 Alpha Xi 1
COSPAR ID 1962-038A
特性
宇宙機種別 DS-K-8衛星
製造者 ユージュノエ設計局
打ち上げ時重量 337 kg
任務開始
打ち上げ日 1962年8月18日15:00(UTC)
ロケット コスモス2I 63S1
打上げ場所 カプースチン・ヤールマヤーク発射施設第2発射台
任務終了
減衰日 1963年8月17日
軌道特性
参照座標 地球周回軌道
体制 低軌道
近点高度 244 km
遠点高度 598 km
傾斜角 49°
軌道周期 92.9分

コスモス8号(Kosmos 8、ロシア語:Космос 8)またはDS-K-8 No.1は、技術実証を目的とした人工衛星であり、ソビエト連邦により1962年に打ち上げられた。西側ではスプートニク18号(Sputnik 18)とも呼ばれる。8機目のコスモス衛星であり、3機目のDS衛星として、コスモス1号コスモス6号に次いで打上げられた。主目的は、将来の軍事衛星のための技術の実証であった。また、w:meteoroid fluxを発見した流星塵の調査ペイロードを運んだ[1]

コスモス2I 63S1ロケットの7度目の打上げとなった[2]。1962年8月18日15:00(UTC)にカプースチン・ヤールのマヤーク発射施設第2発射台から打ち上げられた[3]

近地点244 km、遠地点598 km、軌道傾斜角49°、軌道周期92.9分の低軌道に乗せられた[1]。打上げほぼ1年後の1963年8月17日に軌道減衰した[4]。コスモス8号は、実際に打ち上げられた唯一のDS-K-8衛星であった[1][5]

関連項目

出典

  1. ^ a b c Wade, Mark. “DS-K-8”. Encyclopedia Astronautica. 2012年7月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年5月23日閲覧。
  2. ^ McDowell, Jonathan. “Launch Log”. Jonathan's Space Page. 2009年5月23日閲覧。
  3. ^ Wade, Mark. “Kosmos 2”. Encyclopedia Astronautica. 2012年7月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年5月23日閲覧。
  4. ^ McDowell, Jonathan. “Satellite Catalog”. Jonathan's Space Page. 2009年5月23日閲覧。
  5. ^ Wade, Mark. “DS”. Encyclopedia Astronautica. 2009年3月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年5月23日閲覧。



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